海外仮想通貨FX取引所の多くは「ゼロカット」システムを採用し、ユーザーの借金を帳消しにする「追証なし」のサービスを提供しています。
仮想通貨FXで利益を狙うためには、追証の仕組みと取引の注意点を理解して適切にリスクをコントロールすることが重要です。
本記事は、追証なしで仮想通貨FXを行える海外取引所を紹介し、取引に参加する際の注意点を解説します。
レバレッジ取引で安全に利益を狙いたい方や海外取引所初心者の方はぜひ参考にしてください。
- 仮想通貨FXにおいて追証なし(ゼロカット)は海外取引所のみ
- 海外取引所で追証なしの取引をするならBybit(バイビット)がおすすめ
- 仮想通貨FXでは相場状況に応じて多くの取引選択肢がある
- 追証なしでも過度なレバレッジを掛けた取引は避ける
- 追証なしは借金リスクがゼロではない
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Contents
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仮想通貨FXの追証なし(ゼロカット)は海外取引所のみ
仮想通貨FXにおいて、追証なしを適用しているのは海外取引所のみです。
では、なぜ国内取引所が追証なしを採用していないのか、トレーダーにどんなメリットをもたらすのかについて解説しますので、参考にしてください。
国内取引所では追証が適用されている
国内取引所は「追証なし」の取引を提供していません。
なぜなら、金融庁がユーザーの損失を補填することを法律で禁止しているからです。
仮想通貨市場は急激な価格変動が激しく、リスクが高い金融商品とされています。
過度なレバレッジを掛けたギャンブルではなく、リスクを適切に管理して取引することが重要です。
追証制度の存在は、トレーダーにリスクへの適切な警戒心を抱かせることに繋がります。
海外取引所の多くが追証なし
海外取引所では「追証なし」のゼロカットシステムを採用するのが主流です。
- Bybit
- MEXC
- KuCoin
- Zoomex
- CryptoGT
追証に加え、海外取引所は高いレバレッジを設定することができます。
例えば、Bybitならレバレッジ100倍で取引できるため、少額でも大きな利益を狙うことができます。
一方、国内取引所では最大で2倍までしかレバレッジを設定できません。
海外取引所では大きな取引が可能であり、追証なしの恩恵を受けながら取引できるメリットがあります。
追証なしはトレーダーの安心感を高める
ゼロカットの採用により、トレーダーは安心感して取引を行えます。
大きな損失を被った場合でも、証拠金以上の損失は借金を背負う心配がほとんどないからです。
上述の通り、海外取引所ではハイレバレッジ取引により大きな利益を狙えますが、一方で大きな損失を被る可能性もあります。
追証が発生する取引所であれば、証拠金以上の損失を被った場合に差額を補填する必要があります。
しかし、追証なしを採用すると、証拠金以上の損失を出した場合でも取引所が補填してくれるため、借金のリスクがありません。
追証なしの取引所であれば、リスクを過度に恐れることなくレバレッジ取引を行えるのです。
仮想通貨FXと現物取引との違いとは?
追証についての理解を深めるために、仮想通貨FXと現物取引の違いについて確認しておきましょう。
双方の違いを理解しておくことで、取引スタイルの選択肢が広がるでしょう。
仮想通貨を実際に保有しているかの違い
現物取引で購入した仮想通貨は、自身が実際に所有している状態となるため送金や利用が可能です。
対して仮想通貨FXは、元手を担保に仮想通貨を一時的に保有している状態であるため、送金などに用いることはできません。
現物取引で10万円分の通貨を購入した場合、10万円の通貨は送金や利用が可能です。
仮想通貨FX取引で10万円分の通貨を購入した場合、10万円分の通貨を売却するまでが一連の取引となります。
購入から売却までの状態を「ポジションを持っている」と表現し、売却が完了して「ポジションを解消した」時点の損益が口座残高に反映されるのです。
仮想通貨FXのこの仕組みを「差益決済」と呼びます。
最終的な取引結果が範囲されるという特性から、「売却」からポジションを持ち「購入」でポジションを解消する取引(ショート)も可能です。
獲得できる利益大きさの違い
仮想通貨FXはレバレッジを掛けることで現物取引に比べて大きな利益を狙うことができます。
例えば、10万円で現物取引をした場合、購入した通貨が10%上昇しても1万円の利益しか獲得できません。
しかし、レバレッジ100倍の取引であれば、同じ10万円の資本で10万円の利益が得られます。
取引における利益と損失の違い
レバレッジは利益だけでなく、損失にも影響します。
したがって仮想通貨FXは、大きなリターンが期待できる一方で損失が大きくなるリスクもあります。
例えば、10万円で現物取引した場合、購入した通貨が10%下落しても1万円の損失です。
しかし、100倍のレバレッジをかけた取引なら、同じ10%下落すると10万円の損失を被ります。
仮想通貨FXはハイレバレッジを掛けることで高いリターンが期待できますが、同時に損失額が大きくなる可能性も高いことを理解しておきましょう。
下落相場でも上昇相場でも取引できる
仮想通貨FXは、現物取引と異なり相場の状況に対する選択肢が多いのが特徴です。
現物取引では「買い」からしか市場に参加できず、購入時より売却時の価格が上昇した場合にのみ利益を獲得できます。
したがって、価格の上昇が見込めるタイミングでのみ取引に参加することになります。
一方、仮想通貨FXでは「売り」から取引を開始できるため、下落相場でも利益を狙うことができます。
相場の状況によらずに利益を狙えるため、取引に参加できる頻度が増え時間を効率的に使うことができます。
追証の仕組みとは?
仮想通貨FXの特徴を抑えたところで、仮想通貨FXの特色である追証の仕組みについて理解を深めましょう。
海外取引所が提供する「追証なし」の取引の利点が更に明確になるはずです。
追証の仕組み
仮想通貨FXで取引を行う際には、取引所に一定額の担保(証拠金)を預ける必要があります。
もし、取引による損失が預けた証拠金を超えた場合、トレーダーは取引所に追加の証拠金を支払う必要があります。
これを「追証(追加証拠金)」と呼びます。
また、追証が発生するタイミングは下記の2通りです。
- 証拠金以上の損失が発生したとき
- 証拠金維持率があらかじめ定められたの割合を下回ったとき
追証なしのゼロカット方式であれば、証拠金を超えた分の損失額は取引所が補填してくれます。
簡単に表現すると、基本的に借金のリスクを負わなくてもよいということです。
ロスカットとは
ロスカットは仮想通貨FXで強制的にポジションが解消される仕組みです。
急激な価格変動によりトレーダーが一定の損失水準に達した際に発動します。
仮想通貨市場は価格変動が大きいため、ロスカットはトレーダーの損失を最小限に抑える役割を果たします。
- 保有ポジションの評価損が増加し、証拠金維持率が所定の基準を下回った場合
- トレーダーが事前に設定した損切り注文(ストップロス)に到達した場合
ただし、急激な価格変動によりロスカットが間に合わずに証拠金を超える損失が発生する場合があります。
その際、損失が「追証」としてトレーダーに請求される場合があります。
ゼロカットシステムを採用している取引所であれば、この場合の追証も取引所が補填してくれます。
証拠金維持率の基本情報
証拠金維持率とは、ポジションを保有するために必要な証拠金(必要証拠金)に対する純資産の割合を指します。
証拠金維持率の計算方法は以下の通りです。
証拠金維持率(%) = (純資産 ÷ 必要証拠金) × 100
例えば、仮想通貨FX口座に20万円を入金し、1ドル=100円の状況で200万円のポジションを持った場合、必要証拠金は4万円となります。
20万円 ÷ 4万円 × 100% = 500%
この場合証拠金維持率は500%となり、証拠金維持率が高いほどロスカットを被るリスクが低くなります。
海外取引所が追証なしを採用する理由
追証が無いことはトレーダーにとってメリットでしかありません。
一方、顧客の損失を補填する必要があるため、取引所にとっては利益を圧迫しかねない機能です。
にも関わらず、海外仮想通貨取引所の多くが追証なしのゼロカットシステムを採用しているのはなぜでしょうか。
多くのトレーダーに取引してほしいから
海外取引所が追証なしの取引を提供する理由は、より多くのトレーダーに取引をしてもらうためです。
仮想通貨のように価格変動が激しい金融商品では、借金のリスクにより取引が消極的になります。
仮想通貨取引所は取引手数料を主な収益源としているため、収益を増やすためにはトレーダーの取引量を増やす必要があります。
借金のリスクがないゼロカットシステムにより初心者でも取引に参加しやすい環境を提供し、取引所側の収益性を高めているのです。
ハイレバレッジ取引の促進を目的にしている
海外取引所が追証なしを採用する理由は、ハイレバレッジ取引を促進し一人あたりの取引量を増やすためです。
例えば、レバレッジ100倍や200倍で取引をすると、高いリターンが期待できる一方で大きな損失を被るリスクも高いです。
そのため、追証があると借金のリスクが高まり、トレーダーはハイレバレッジ取引を避ける傾向にあります。
一方で、追証なしを採用することで、借金を背負う心配もなく、ハイレバレッジ取引に挑戦できるトレーダーも増えるでしょう。
トレーダーとのトラブルが減るから
海外の取引所が追証なしを採用する理由は、トレーダーとのトラブルを減らす目的もあります。
例えば、追証がある取引所では追証の債回収に手間と時間がかかります。
また、ロスカットが作動しなかった際の追証はユーザーからの不満の原因ともなります。
トレーダーとのトラブルが減ることで、取引所の運営側も本質的なサービスに集中できるのです。
追証なしを採用している海外仮想通貨FX取引所3選
ここでは、おすすめの海外取引所を3つ紹介しますので参考にしてください。
Bybit(バイビット)
取引所名 | Bybit(バイビット) |
---|---|
取扱銘柄数 | 300種類以上 |
最大レバレッジ | 100倍 |
日本語対応 | あり |
スマホアプリ | あり |
Bybitは追証なしを採用しており、最大100倍までのレバレッジを設定できるため、大きな取引が可能な海外取引所の一つです。
登録ユーザー数も1,000万人を超えており、日本語表記があるため、仮想通貨初心者にも利用しやすいです。
ハイレバレッジでの取引に挑戦したい人にはおすすめの取引所と言えるでしょう。
MEXC(MXC)
取引所名 | MEXC |
---|---|
取扱銘柄数 | 1,500種類以上 |
最大レバレッジ | 200倍 |
日本語対応 | あり |
スマホアプリ | あり |
MEXCは追証なしを採用している海外取引所の一つであり、取扱銘柄数が1,500種類以上と海外取引所の中でもトップクラスの取引所です。
また、1,000万人を超えるトレーダーが利用しており、流動性が高い取引所として知られています。
日本人専用のコミュニティが存在しており、最新情報などのリサーチが可能な点も魅力的です。
さまざまな仮想通貨を購入したい人にはMEXCをおすすめします。
KuCoin(クーコイン)
取引所名 | KuCoin(クーコイン) |
---|---|
取扱銘柄数 | 700種類以上 |
最大レバレッジ | 100倍 |
日本語対応 | あり |
スマホアプリ | あり |
KuCoinは追証なしを採用している海外取引所の一つであり、アルトコインの取扱いが豊富な取引所として知られています。
2,000万人以上のトレーダーが取引しており、取引量も多いことが特徴です。
手数料も他の取引所よりも安く、レバレッジも最大100倍で取引ができます。
また、日本語にも対応しており、日本人ユーザーにも利用しやすい取引所として人気があります。
海外取引所を利用したい人にもおすすめであり、多様なアルトコインの取引を希望するトレーダーには魅力的な取引所です。
仮想通貨FXを追証なしで取引する注意点
ここでは、仮想通貨FXを追証なしで取引する際の注意点を紹介しますので、参考にしてください。
余剰資金で取引を行う
仮想通貨FXを追証なしで取引する際の注意点は、余剰資金で取引を行うことです。
追証なしであっても、証拠金の範囲内で生じた損失はトレーダーが負担しなければなりません。
証拠金が10万円で15万円の損失を被った場合、5万円は取引所が補填してくれるものの、10万円の証拠金を失うこととなります。
仮想通貨FXはハイレバレッジを設定することで高いリターンを狙えますが、同時に証拠金を全損するリスクも存在します。
そのため、仮想通貨FXを行う際には、余剰資金を証拠金として用いることが重要です。
過度なレバレッジを設定しない
仮想通貨FXを追証なしで取引する際の注意点は、過度なレバレッジを設定しないことです。
特に仮想通貨初心者は過度なレバレッジで取引すると、損失を被る可能性が高くなります。
仮想通貨取引に慣れていない人は2-3倍の低レバレッジから取引を始めることをおすすめします。
借金のリスクがゼロではない
仮想通貨FXにおいて、借金を背負うリスクが全くないわけではありません。
例えば、仮想通貨の価格が急激に変動した場合、ゼロカットシステムが正常に機能しない可能性があります。
取引所によっては、ゼロカットシステムのルールが異なるため、追証を請求してくる取引所も存在します。
レバレッジ取引を行う際には、取引所が設定しているレギュレーションの確認を確認しましょう。
損切り・利確ラインを決めておく
仮想通貨FXを追証なしで取引する際の注意点は、自分に合う取引スタイルを確立していくことです。
事前に損切りや利確を行う基準を決めておくことで迷いなく取引できます。
例えば「購入価格より3%下落したら売却する」と決めておけば、大きな損失の回避が可能です。
ルールを決めておかないと、損切りの決断ができず損失が大きくなる可能性があります。
一朝一夕で決まるものではありませんが、毎回の取引を振りつつ仮説検証を回すことで確立できるでしょう。
仮想通貨FXで追証なし|まとめ
- 仮想通貨FXにおいて追証なし(ゼロカット)は海外取引所のみ
- 海外取引所で追証なしの取引をするならBybit(バイビット)がおすすめ
- 仮想通貨FXでは相場状況に応じて多くの取引選択肢がある
- 追証なしでも過度なレバレッジを掛けた取引は避ける
- 追証なしは借金リスクがゼロなわけではない
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仮想通貨FXでは、相場の状況に応じてショートやレバレッジ倍率など豊富な選択肢がある点が魅力です。
しかし、国内取引所で証拠金を超える損失を被った場合、追証を支払わなければなりません。
一方で、多くの海外取引所では追証を払う必要がなく、国内取引所に比べて高いレバレッジを掛けた取引が可能です。
初心者の方が仮想通貨FXを始める際は、この記事でご紹介した内容を元に効率的な取引を目指しましょう。