リップルとはそもそもどのような通貨で、リップルは今後どうなっていくのか、イマイチ把握できな部分もありますよね。
リップルの基本的な知識から仕組み、リップルの今後の価格や将来性、裁判の状況など、この記事を読めばリップルについて理解を深められます。
Contents
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注目の仮想通貨リップルとは?
運営会社 | Ripple.Inc |
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通貨単位 | XRP |
発行枚数 | 1000億XRP |
最小単位 | 0.000001XRP |
公開日 | 2013年9月26日 |
公式サイト | https://ripple.com/ |
https://twitter.com/Ripple |
正確には、リップルという名前は、国際送金システムのプラットフォームのこともしくは、それを開発しているリップル社のことを指します。
プラットフォーム内で使われる通貨はXRP(エックスアールピー)もしくは、ザープと呼ばれます。
リップルの最も大きな特徴は、国際送金がより早く安価でできるシステムであるという点ですが、他にもリップルにはいくつかの大きな特徴があります。
- 送金に特化したプラットフォーム
- 中央集権型仮想通貨プラットフォーム
- 価値のインターネットの実現を目指す
リップルの特徴 1|送金に特化したプラットフォーム
リップルは、決済機能と送金機能に焦点を当てて開発された、送金の速さ、送金の際の手数料、処理能力に優れた仮想通貨です。
大量の送金を処理するユースケースにおいては、他の通貨とは比べ物にないパフォーマンスを提供します#XRPtheStandard #undisputed pic.twitter.com/5YAzvLTJBj
— Ripple (@Ripple) 2017年12月22日
現在、リップルは送金の中でも特に国際企業や各国の銀行や金融機関の間での送金に特に特化した通貨として注目されています。
一方、個人間での送金については、ステラ(Stella/XLM)がリップルのをベースに個人間での送金に特化した通貨として注目されています。
リップルの特徴 2|中央集権型の仮想通貨プラットフォーム
仮想通貨は、ブロックチェーン技術を利用した分散型という特徴を持つ通貨として知られる中、リップルはリップル社という明確な管理主体がある中央集権型の仮想通貨です。
このリップルの中央集権型の仮想通貨という点については、デメリットもあればメリットもあります。
中央集権型通貨のデメリット
リップルへの批判の大きなもののひとつとしてはリップル社が管理する通貨ということで、旧来の通貨と同様な点があります。
つまり、リップル社が権威を握りすぎた場合に、透明性に欠けることになるということやリップル社が破産した場合などにリップルのシステムも停止してしまう懸念があるのです。
しかし、この点についてはリップル社も考慮しており、リップルのトランザクションを承認するバリデーターにMicrosoftやMIT(マサチューセッツ工科大学)といった有名企業を指名するなど、最終的にはシステムがリップル社が管理しなくとも動き続けるシステムを築こうとしています。
中央集権型通貨のメリット
中央集権型の通貨としてのメリットは、管理者が明確ではない通貨よりも、組織化しており管理者が明確なことによりネットワークが安定しやすかったり、システムなどの改良が早くできるといった利点があります。
また、リップルの開発者はビットコインの元コアや金融機関の元役員ですが、これは無償で開発が行われているビットコインなどに対して、リップルは組織化しているため開発に対する報酬体型などがしっかりしている為と言われています。
リップルの特徴 3|価値のインターネット(IoV)の実現を目指す
仮想通貨が可能にするネットワークの未来としてあげられる言葉の一つに「価値のインターネット(Internet of Valuet / IoV)」というものがあります。
私たちが現在利用しているインターネットは、ネットワークを通し誰もがどこにいても知りたい情報やニュースを即座に見れるようになったり、EメールやSNSなどによりスムーズに情報交換ができる環境をもたらせました。
これを、「情報のインターネット」と言います。
これに対して、インターネットを通してどこにいても誰もが手軽に素早く価値の交換ができるようになる環境を「価値のインターネット」と言います。
リップルは、最終的な目標はこの「価値のインターネット」の実現であり、企業間や銀行間の送金システムはこの目標に向けた具体的な手段のひとつとしています。
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リップルを理解する上で知っておきたい仕組み
リップルは、現在の国際送金システムの問題点を以下の3つの仕組みから解決しようとしています。
リップルの3つの仕組み
・Ripple Net(リップルネット):国際送金を効率化させる為のネットワーク
・XRP Ledger(エックスアールピー・レジャー):XRPの発行や承認のシステム
・ILP(アイエルピー):全ての決済手段を円滑につなぐシステム
ですが、これらを理解するためには、理解するためには現在の送金システムの問題点などを理解する必要があります。
従来の国際送金システム
上の図を見ても分かるように、現在の国際送金システムでは、このようにAさんがBさんに送金を行おうとしたときに、複数の銀行を経由しなければいけません。
そして、複数の機関を通すことによって以下のような問題があります。
- 時間がかかる
- 手数料がかさむ
- 送金ミスが起こりやすい
- 多くの資金が死蔵されている
送金内容を各銀行に伝えるSWIFT
現在、国際送金には複数の銀行の経由が必要であり、送金の希望があった場合、経由する全ての銀行に送金内容を送ることが必要です。
各銀行に、この送金内容を送る役割をしているのがSWIFT(国際銀行間通信協会 / Society for Worldwide Interbank Financial Telcommunication)です。
国内の送金は各国の銀行
国際送金を理解するには、まず国内の送金について知る必要があります。
各国の銀行は自分の国の中央銀行に口座を持っています。
その中央銀行にある口座間で、送金しあうことで送金が成り立っています。
異なる国への送金を行うコルレス銀行
しかし、国際送金では世界の中央銀行は存在しません。
そのため、各国に他の国の代表の銀行に口座を持つ銀行が国際送金を行います。
この役割のことをコルレス銀行と呼びます。
例えば、日本のコルレス銀行は三菱東京UFJ銀行です。
三菱東京UFJ銀行が各国のコルレス銀行にそれぞれの国の通貨が保管された口座を持っており、三菱UFJ銀行と送金先の国のコルレス銀行の間で国際送金が行われます。
ちなみに、コルレス銀行が各国にもつ口座のことをノストロ口座といいます。
ここには国際送金の為の外貨が保管されていますが、この外貨は送金のためだけに貯めてあるものなので送金に使われるまでいわば、死蔵されたお金となっています。
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国際送金の問題を仮想通貨で解決するRipple Netとは
国際送金の現在の問題を解決するためにより送金をより効率的に、早く、正確に、安く行うためにリップル社が提供するネットワークサービスの総称をRipple Net(リップルネット)と言います。
リップルネットは、以下の3つの要素からできています。
- xCurrent
- xVia
- xRpid
xCurrent|送金内容をより早く正確に確認しあえる
xCurrentは、銀行や金融機関が、送金内容などの膨大なデータやリアルタイムでのメッセージを銀行同士でやりとりできるようにするシステムです。
より早く正確な送金が可能になります。
要するに、従来はSWIFTが各銀行に送っていた送金指示をより円滑に行えるようにする為のソフトウェアです。
SWIFTを通しての銀行同士の送金内容の確認は送金前や送金後になり、送金ミスが相次ぐことや送金取り消しにも高額な手数料が取られていました。
xCurrentを導入することでそうしたミスがなくなると言われています。
xVia|様々なネットワークからの接続を可能に
同じ規格のサービスやネットワークでなければ、ネットワーク同士を繋げることが難しいのです。
しかし、xViaは特別なソフトウェアなどを用意する必要はなく標準化されたAPIによって様々なサービス、ネットワークからでもリップルネットへの接続が可能にします。
つまり、xVaiによって、どのようなサービスやネットワークからでもxCurrentへの参加が可能になるのです。
xRapid|通貨の送金をより効率的に行う
xCurrentは主に送金を円滑に行うためのさせるための情報のやりとりをサポートするサービスでしたが、実際の通貨の送金方法を変えることで送金を効率化するのがxRapidです。
具体的にいうと、送金元は送金する法定通貨をXRPに換え、送金先はリップルを受け取りそれを自身の法定通貨に換えることができるようにするサービスです。
これにより、手数料と時間がさらにカットされ、国際送金のために貯められている通貨の死蔵も減らすことができるようになります。
XRPがなくてもリップルは成り立つ?リップルにXRPが必要な理由
xCurrentとxViaは、xRapidを導入しなくとも成り立つシステムです。
つまり、xCurrentとxVaiのみを使用する場合、リップルの仮装通貨であるXRPを使用しなくてもリップルのシステムは利用できるのです。
しかし、XRPを使うことにより国際送金はより効率的に、そしてより安全に行えるようになります。
XRPを使用しない場合、国際間の送金は銀行が送金元の銀行と送金先の銀行が両替を行う必要がありますが、この両替には両替手数料と時間がかかります。
さらに、この方法では送金の為に外貨を口座に貯めておく必要があり通貨の死蔵を招きます。
しかし、この法定通貨同士の両替をXRPに換えることにすることで、手数料や時間、さらに通貨の死蔵を減らすことができるのです。
XRPを使用しない場合の資金移動方法 Issuance (旧IOU)とは
上の図のように、Aさんが10,000円をA銀行に入金すると、現金は手元に残りませんが通帳に10,000円という残高が残り、これは10,000円と同じ価値を持ちます。
このように現金ではないけれど、信用できる組織(ゲートウェイと呼ばれる)が発行するお金と同じような価値をもつ証明を Issuance (イシュアンス) と呼ぶのです。
リップルネットワークでは、XRPを使用しない場合の送金が現金ではなくこの Issuance という方式で送金されていきます。
Issuance は、法定通貨を使用する場合実物の現金を送金していくより簡単で早く取り扱えるという利点があります。
しかし、Issuance はその Issuance を発行したゲートウェイでのみ換金可能であり、またそのゲートウェイに Issuance 分の資金がない場合やゲートウェイの信頼性が失われ場合 Issuance の価値は無効になるというリスクがあります。
Ripple Netのネットワークシステムまとめ
Ripple Netの3つのソリューションをまとめると上の図のようなネットワークができるようになります。
つまり、銀行やペイパル、アマゾンなどの異なるネットワークがxViaによりxCurrentを簡単に使えるようになり、送金の情報を正確かつ素早く円滑に送り合うことができるようになります。
さらに、xRapidにより異なる通貨の送金もより効率的にできるようになるのです。
つまり、ripple Netにより旧来の国際送金の問題点は以下のように解決されるのです。
- 時間がかかる→xCurrentによる早い情報伝達/xRapidによる早い通貨交換
- 手数料がかさむ→xCurrentの直接情報伝達/xRapidの手数料削減と直接送金
- 送金ミスが起こりやすい→xCurrentによる正確な情報伝達
- 多くの資金が死蔵されている→xRapidにより外貨の貯蓄は必要なくなる
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仮想通貨XRPの仕組み「XRP Ledger」とは
リップルにおいてのXRPの役割はxRapidの項で説明しましたが、ここではXRPがどのような仕組みの上で成り立っているか解説します。
XRPは、ブロックチェーン技術を採用しておらず、PoWやPoSといったメジャーな通貨の承認方法をとっていません。
代わりに、通貨のトランザクション承認にはブロックチェーンではない分散型台帳技術(DLT)を採用しています。
この通貨の承認システムをXRP Ledgerと言います。
ブロックチェーン技術とは分散型台帳技術の中の一つです。
さらに、そのブロックチェーン技術のなかに、PoWやPoSといった承認システム(コンセンサスアルゴリズム)があると考えましょう。
XRP Ledgerの仕組み
XRPの承認されたトランザクション(取引履歴)はXRPを利用するサーバー間で共有されますが、XRPのトランザクションの承認を行えるのはリップル社が選んだ企業や団体に限られます。
彼らはバリデーター(Validator)と呼ばれます。
バリデーターは、承認したトランザクションをリップルの分散型台帳に記録していきます。
この分散型台帳はLedgerと呼ばれ、この承認方法(コンセンサスアルゴリズム)はRPCA(Ripple Protocol Consensus Algorithm)や、XRP コンセンサス、XRP LCPと呼ばれます。
マイニングを行いトランザクションを承認するビットコインのPoWなどに対して、バリデーターは承認を行うリップルの承認システムはPoCと言われることがあります。
これは日本でよく使われる呼び名です。
リップル社は、リップルの承認システムをRPCA、XRPコンセンサスと呼んでいます。
リップルのバリデーターには、マイクロソフトやSBI、MITなど世界的に信用のある企業や組織が任命されています。
そして、バリデーターになると、UNL(Unique Node List)と呼ばれるリストに登録されます。
RPCAの詳しい仕組み
XRPのトランザクションは、正式なバリデーターにより承認申請が行われているかどうか、さらにその申請に過半数以上のバリデーターの同意がなされているかどうかの審査が複数回行われます。
審査通過に必要な同意の割合が増えていくという仕組みになっています。
そして、このプロセスで同意の割合が低いトランザクションは、破棄されるもしくは長期間にわたる審査を受けさせられ、その期間が一定以上になると破棄されるようになっています。
これにより、不正なトランザクションは破棄される、もしくはサーバーに過度な負荷をかけるようなトランザクションは多くの手数料をかけさせられることになります。
正式なトランザクションのみが承認されることになるのです。
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決済手段をつなぐ仮想通貨・リップルのILPとは
リップルはさらに ILP というシステムも採用しようとしています。
ペイパルやクレジットカード、モバイル決済といった異なるネットワークの規格をもつ決済手段を標準化させ、繋げる仕組みです。
これにより、規格が違うことで直接繋がらなかった価値を繋げることができるのです。
例えば、今までは、ビットコインを保有していてもそれを直接銀行に預けたりクレジットカードの支払いに直接使うことはできませんでした。
それが、ILPを用いればビットコインを直接銀行に入金しすることなどが可能になるのです。
ILPによる各種金融ネットワークの標準化は、現在のwebサイトのHTMLやCSSといったプログライミング言語の仕様を公開している非営利団体、W3Cにより進められています。
そしてW3Cは、リップル発のILPを採用しGoogleやMicrosoft、Appleなどと協力し仮想通貨に対応したAPIを開発すると発表しています。
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リップルの将来性:価格は上がるのか?
リップルの構想は、国際送金の効率化と円滑化が大幅に進むものであり、その構想だけでも十分将来性が見込めるものです。
しかし、その構想を見込み、リップルへの出資や提携を行う企業や組織も増えており、すでにリップルを利用した様々なプロジェクトが進行中です。
これらがリップルのこれからの将来性を支え価格上昇要素になっていくと思われています。
リップルの上昇要素 1|企業も期待するリップル
リップルの実用化には各有名企業なども期待を高く持っており、Googleもリップル出資していたり、ebayが決済方法に取り入れようとしています。
他にもSBIと協力し、SBI Ripple Asiaを立ち上げ、外国為替と内国為替を一つのプラットフォームで決済できることを目指す「内外為替一元化コンソーシアム」のプレジェクトなども行なっていることで有名です。
リップルの上昇要素 2|Ripple Netへの多くの銀行の参加
リップルネットには100以上の銀行・企業が参加しており、この流れに乗り2020年にはさらに多くの銀行がリップルネットを取り入れていくことが予測されています。
また、イギリス中央銀行やサウジアラビア中央銀行がリップルと提携しており、今後さらに提携が進むことが予想されます。
リップルの上昇要素 3|ブリッジ通貨としての役割
リップルのシステムは、様々な法定通貨同士、さらにクレジットカードやモバイル決済、仮想通貨といった異なる通貨を円滑に繋げる役割を担う「ブリッジ通貨」としての役割を果たすとして、期待されています。
多くの決済手段ができ、さらに増えていくことが予測される今、ブリッジ通貨としての地位が確立されればリップルの需要はさらに高まるでしょう。
リップルの上昇要素 4|リップル裁判の動向
2023年7月13日、リップル社とアメリカ証券取引委員会(SEC)が、2年半以上にわたって繰り広げた裁判の判決が下され、リップル側が部分的に勝利を収めました。
この判決で「リップルは有価証券ではない」ことが判例として顕在化し、今後の仮想通貨のあり方に大きな影響を与えました。
加えて、判決が下された13日には、XRPが24時間で96%急騰するなど、さっそく大きな影響が出ています。
一方で、敗れた原告側のSECが控訴を示唆する等、うごきはひきつづきよそうされるため、値動きに大きな影響を与える裁判の動向はきちんと追いましょう。
リップル裁判の時系列での詳しい経緯や今後についての詳細はこちらの記事もご覧ください。
【2023年7月最新】リップル(XRP,ripple)の裁判結果が判明!今後を専門家が徹底予想!
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リップルの今後の挑戦・デメリット/リスク
リップルは国際送金に変革をもたらすとして期待されていますが、その実現にはまだまだ問題点やリスクも存在します。
これらをいかに克服していくかも、これからのリップルの発展や価格上昇を左右することになるでしょう。
リップルの今後の挑戦 1|通貨のロックアップの継続
リップルは、1000億のXRPのうち大半をリップル社が保有しロックアップしていましたが、ロックアップが完了しました。
リップル社は公式にリップル社の保有している通貨は、徐々に市場に出していくことを約束しています。
しかし、何らかの事情によりリップル社の保有する莫大なXRPが市場に一気に売り出されてしまえば、XRPの価格は当然ですが暴落するリスクがあります。
リップル社にとっても一気に通貨を放出すれば損失のほうが大きくなるためリップル社の約束を信じてよいでしょう。
リップルの今後の挑戦 2|カウンターパーティーリスク
リップルネットでは、XRPを使わない送金についてはIssuance (旧IOU)で取引されています。
Issuance はこれを発行するゲートウェイの信頼性により成り立っているものであり、信用喪失や倒産、ゲートウェイへのハッキングなどで、ゲートウェイが Issuance を換金することができなくなるリスクがあります。
しかし、このリスクは銀行などが Issuance 取引ではなくXRPを用いたトランザクションを取り入れていけば少なくなっていくと思われます。
リップルの今後の挑戦 3|流動性の向上
リップルは将来的にXRPを用いて国際送金の全てをまかなおうとしていますが、現在のXRPの流通量は、国際送金をカバーできるほどありません。
銀行などが、xCurrentやxViaは利用してもXRPを利用しない理由は、旧体制の仮想通貨への懐疑感もありますが、通貨自体の流動性が低いことにもあります。
この為、リップルはXRPの流動性をさらに高めることが求められています。
リップル社はこの現在こ流動性向上のために、XRPを使い流動性を高めたり、Ripple Netの製品を使うなどRipple Netの拡大に協力したユーザーに使用上かかったコストと報酬を与える3億ドルのインセンティブプログラムを始めています。
すでにこのプログラムに参加している送金業社も出てきています。
リップルの今後の挑戦 4|トランザクション処理能力の向上
リップルの処理能力は秒間1500前後であり、これは大手クレジットカード会社のVISAの半分以下の処理能力です。
現在は、この処理能力で十分トランザクションの処理がまかなわれていますが、全世界の送金を担うには全くもって足りない処理能力です。
まだ、リップルは発展途上であり過度な処理能力が必要とはされていませんが、今後どのようにして処理能力の向上を図っていくかもリップルの挑戦になるでしょう。
リップルの価格・チャートと今後の価格予測
ここまで、リップルの仕組みや将来性について見てきましたが、実際にリップルを購入する際や取引する際に気になるのは、もちろんリップルの今の価格と今後の価格ですよね。
ここでは、リップルのこれまで価格変動と今後の価格について分析していきましょう。
リップルの価格推移|2017年の暴騰と2018年の暴落
他の仮想通貨通貨と同様、リップルは2017年に大幅な高騰を見せ、2018年には暴落を見せています。
これは、仮想通貨市場自体が2017年にはバブルを迎えていたことが根本的な理由と言えます。
リップルは仮想通貨市場の動きとは別に2017年にはイギリス中央銀行との提携やロックアップの発表などで価格が上昇しました。
しかし、2018年には仮想通貨市場自体が縮小し下落の方向に向かい2019年現在も価格は下落傾向にありす。
リップルの2019年2020年の価格予想と結果
リップルの価格については、長期的視点で見れば上昇すると予測されることが多いです。
SBIホールディングスCEO北尾吉孝氏の予測
SBIホールディングスと言えば、リップルとも提携している有名企業です。
こちらのCEOの北尾氏は、リップルは2020年には10ドルまで上がるのではないかと予測されていました。
実際には2020年の高値は0.79$と予想には届きませんでした。
仮想通貨価格予測メディアwallet Investorの予測
wallet Investorは海外の仮想通貨の将来性を予測するメディアです。
こちらの予測によると2020年にリップルは3ドルまで上がるとされていました。
こちらも同じく2020年の高値は0.79$と予想を下回る結果となりました。
投資家与沢翼氏の予測
与沢翼氏と言えば、リップルに1億投資したリップルの支持者として有名です。
与沢氏はリップルが具体的にいついくらに上がるとの予測はしていませんが、長期的視点で見れば確実に価格が上がると予測しています。
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リップル取引におすすめな仮想通貨取引所
このようにリップルは今後の価格上昇も期待され注目な仮想通貨ですが、価格が安い今のうちに購入するためには、取引所に登録する必要があります。
リップルの取引におすすめな取引所を取り上げてみました!
リップル取引におすすめな取引所 1|Huobi Japan
運営会社 | フォビジャパン株式会社 |
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取扱通貨数 | 47種類以上 |
取引手数料 | 0%~0.2% |
- 世界最大規模のHuobiグループが運営
- 初心者でも簡単にリップルの購入ができる!
- 取扱銘柄が多い
Huobi Japanは中国発祥の世界最大規模の取引量を誇るHuobiグループが運営しています。
国内取引所の中でも取扱銘柄がかなり多いことも特徴の一つです。
リップルも扱っており、初めての取引を行うのにもおすすめの取引所です。
リップル取引におすすめな取引所 2|GMOコイン

運営会社 | GMOコイン株式会社 |
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取扱通貨数 | 20種類以上 |
取引手数料 | Maker:-0.01% Taker:0.05% |
- 安心安全な東証一部上場企業グループの取引所
- 初心者でも簡単にリップルの購入ができる!
- リップルのレバレッジ取引も可能!
GMOコインは、GMOインターネットグループの仮想通貨取引所なので、母体がはっきりしており安心して使える取引所です。
リップル取引のための取引所としては、初心者でもワンクリックでリップルの購入ができるとても使いやすい販売所があるので、初めてリップルを購入する際にはおすすめの取引所です。
また、国内では数少ないリップルのレバレッジ取引が可能な取引所で、レバレッジ取引用アプリなども使いやすいと評判。
リップルのレバレッジ取引を検討している方にもおすすめの取引所ですよ。
リップル取引におすすめな取引所 3|BITPoint(ビットポイント)

運営会社 | 株式会社ビットポイントジャパン |
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取扱通貨数 | 13種類以上 |
取引手数料 | 0% |
- 東証2部上場のリミックスポイントが母体の取引所
- 安く取引したい人にはおすすめ
- 充実したツールで取引が可能
ビットポイントも東証2部上場の企業が母体の取引所で、安心して使うことができる取引所です。
ビットポイントの特徴は、何と言っても各種手数料が無料なところです。
安くリップルの取引を行いたい人にはビットポイントがおすすめです。
また、MT4などのFXツールが仮想通貨取引に使えるなので、FX投資などをすでに行なっている投資上級者も不足なく仮想通貨の取引が行える取引所です。
リップル取引におすすめな取引所 4|bitbank(ビットバンク)
運営会社 | ビットバンク株式会社 |
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取扱通貨数 | 15種類以上 |
取引手数料 | Maker:-0.02% Taker:0.12% |
- リップル取引量世界1位になったことがあるほどの流動性
- 期間限定手数料無料
ビットバンクは、リップルの取引については、リップル取引量が世界1位になったことがあるほどの流動性がある取引所です。
取引手数料などの手数料もキャンペーン期間中は無料なので、手数料を抑えてリップルの取引をしたい場合にもおすすめの取引所ですよ。
リップルの購入方法
リップルの購入はとても簡単にできます。
まずはリップルを取り扱っている取引所に口座開設し、日本円を入金し、あとは取引所を使ってリップルを購入するのみです。
仮想通貨取引の経験がない場合、仮想通貨は目に見えなくて難しそうと感じるかもしれませんが、取引所に登録さえしてしまえばとても簡単に購入できます。
- 取引所登録の際の本人確認書類(免許証・パスポートなど)
- インターネット環境
- 購入する分の日本円
リップルの買い方はこちらの記事で詳しく解説しているのでご覧ください。
リップル(XRP)の買い方を徹底解説!流れやおすすめ取引所を具体的に紹介
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仮想通貨リップルとは?まとめ
「リップルは注目の仮想通貨」「リップルは送金の為の通貨」「リップルは今買っておくべき」と聞くことはあっても、リップルがどのような仕組みでできているのか、なぜ価格が上がると言われているのかまで知る機会はなかなかありませんよね。
リップルは本当に注目の通貨で、リップルの構想がうまくいけば国際送金はとても簡単にできるものになるでしょう。
リップルの構想がうまく進んでいくか見守りつつ、今のうちにリップルを購入して保有しておくのも検討してはいかがでしょうか。