DYDXは分散型取引所「dYdX」のガバナンストークンです。
DYDXは上場からまだ日が浅く、国内でもあまり知られていない仮想通貨です。
この記事では「仮想通貨DYDX」と「分散型取引所dydx」の特徴や今後の見通し・買い方まで解説していきます。
- 分散型取引所dYdXのガバナンストークン
- DYDXをステーキングで報酬を獲得できる
- レイヤー2によって手数料を抑えた高速取引を実現
- cosmos上で独自のチェーンを構築
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Contents
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仮想通貨DYDXとは?
通貨名称 | DYDX |
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シンボル | DYDX |
価格(2022年11月時点) | $1.903 |
時価総額(2022年11月時点) | $144,894,479 |
時価総額順位(2022年11月時点) | 166位 |
公式サイト | dYdX |
DYDXは分散型取引所(DEX)であるdYdXが発行しているガバナンストークンです。
DEXでは仮想通貨ウォレットを自身が管理し、銀行や証券会社といった仲介企業を通さず取引します。
dYdXはBINANCEやCoinbaceといった中央集権型の取引所とは異なり、管理者が存在しないことが特徴です。
サービスは2017年の8月から始まりCoinbaseのエンジニアをしていたアントニオ・ジュリアーノ氏により開発されました。
dYdXでは仮想通貨を預け入れして報酬を獲得できる「ステーキング」や、預けた資産の最大20倍の取引が行える「レバレッジ取引」といったサービスを提供しています。
dYdXはイーサリアムチェーン上で構築され、レイヤー2の導入により低コストで高速取引が可能となっています。
dYdXは日本語対応のクオリティが高く、過去30日間の取引量が10万ドルを超えるまで取引手数料が無料になるなど多数のメリットがあり、初めてのDEXとしておすすめです。
今回はDYDXと併せて、母体である分散型取引所dYdXについても解説していきます。
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仮想通貨DYDXの特徴
仮想通貨DYDXには以下のような特徴があります。
- dYdXは分散型取引所(DEX)
- イーサリアムレイヤー2の実装で手数料を抑えた高速取引が実現
- dYdXのガバナンストークンDYDXは手数料割引や投票権に利用できる
- dYdXはステーキングで報酬を獲得できる
- 最大20倍のレバレッジ取引に対応している
分散型取引所dYdXのガバナンストークン
DYDXはDEX(分散型取引所)であるdYdXのガバナンストークンです。
ガバナンストークンとは、プロジェクトを開発する際に資金源として発行されるトークンを指します。
トークンの保有者はプロジェクトの意思決定を行う際、保有量に応じて発言権が増す仕組みとなっています。
ガバナンストークンを保有することでプロジェクトによっては特典がある場合もあります。
ガバナンストークンは仮想通貨取引所にも上場しており、通常の仮想通貨と同じように売買を行い利益を得られます。
DYDXトークンは、預け入れして報酬を得るステーキングや、DeFiサービスへトークンを預けることで報酬を得るイールドファーミングにも対応しています。
DYDXは2021年9月から海外を中心に複数の取引所へ上場し、多くの投資家から注目を集めています。
dYdXはステーキングで報酬を獲得できる
dYdXでは仮想通貨を預け入れすることで、報酬を獲得できる「ステーキング」というサービスを行っています。
ステーキングとは対象となる仮想通貨を保有し、ブロックチェーンでのネットワークに参加する対価として報酬がもらえるといった仕組みです。
これまでの仮想通貨取引はトレードが中心でしたが、ステーキングでは仮想通貨を保有するだけで継続的に報酬を得られます。
dYdXは米ドル連動のステーブルコインである「USDC」とDYDXが預け入れ可能で、金利は0.02%(2022年11月時点)となっています。
銀行預金で得られる金利が0.001%程度であることと比較しても、ステーキングは高金利であることがわかります。
ステーキングは通常取引と比べてもリスクが低く、預けるだけで報酬を得られるため通常取引にハードルの高さを感じられている方にはおすすめの運用手段といえます。
レバレッジ取引に対応している
dYdXは預けた証拠金以上の取引が可能なレバレッジ取引に対応しています。
レバレッジ取引とは、証拠金を口座に預け入れて担保にすることで証拠金の数倍といった取引を可能にする仕組みです。
dYdXのレバレッジ取引では最大25倍のレバレッジをかけて取引が可能です。
例えば10,000円の証拠金を預けて25倍のレバレッジをかけた場合、250,000円の取引ができます。
日本の取引所での最大レバレッジは2倍となっていますが、dYdXは海外の取引所であるため高い倍率での取引が可能です。
レバレッジは倍率をかけるだけ見込める利益も大きくなりますが、そのぶんハイリスクである点も留意してください。
dYdXにてレバレッジ取引中に損失が発生した際は、dYdXが定めている証拠金の維持率を下回ると注文が強制的に終了となり清算されます。
イーサリアムレイヤー2により手数料を抑えた高速取引が実現
dYdXではレイヤー2を導入することで手数料(ガス代)が安くなり、高速の取引を可能としました。
イーサリアムブロックチェーンは以前より利用者と取引量の増大による、処理速度の低下や手数料の高騰といった「スケーラビリティ問題」が発生していました。
この問題を解決するべく導入されたブロックチェーンが「レイヤー2」です。
レイヤー2にはStarkware(スタークウェア)社が開発した「StarkEx」が採用され、手数料を4分の1まで大幅に削減してきました。
またレイヤー2は、今まで使用してきたブロックチェーン「レイヤー1」の処理機能と互換性をもっており、レイヤー2側で処理を行うため高速の取引が可能です。
レイヤー2の導入は同ブロックチェーン上でのスケーラビリティ問題の改善に大きく貢献しています。
仮想通貨DYDXのチャート
仮想通貨DYDXは2021年9月からBAINANCEなどの市場に上場しました。
2021年の9月から2022年11月までのDYDXのチャート推移をみていきます。
取引開始当初は、中国の仮想通貨規制により国内取引所ユーザーが海外取引所に流れた影響もあり、高値で推移していました。
しかしその後は、仮想通貨市場全体が下落していることと連動して大きく値を下げています。
現在DYDXは1ドル後半から2ドル前半の推移ですが、今後の価格上昇に期待をよせる投資家もおおく、今が底値であるという見方もひろがっています。
仮想通貨DYDXの今後の見通し
cosmos上でdydx独自のチェーンを構築
dYdXは6月にcosmosが開発した「cosmosSDK」を利用してdYdXバージョン4を構築すると発表しました。
これによりサービス構成を完全に分散化し、現行の100倍もの処理速度向上を目指しています。
dYdXの現行バージョンであるV3は注文を単一の組織が処理しており、サーバーなどが一部中央主権型となっています。
しかしV4ではバリデーターにこれをゆだねることで、分散化をはかり取引結果がブロックごとにチェーン上へと保存されるようになります。
リリースによるとV4へのアップデートは2022年末にオープンソース化を予定しています。
仮想通貨DYDXの新規発行
dYdXは2021年8月からDYDXの発行を始めています。
dYdXによると今後5年の間にDYDXを10億トークン新規発行する予定となっています。
発行されたDYDXはユーザーや関係者などに配布される予定です。
最近の傾向として、ガバナンストークンが利用者に配布するときに価格が一時的に上がる傾向にあります。
このことはdYdXをまだ利用したことのない方にとっても、大きなチャンスとなります。
DYDXを無料で獲得できるだけでなく、価格上昇のタイミングでうまく売却できれば「値上がり益」も期待できます。
DYDXの新規発行と配布の告知タイミングを見逃さないようにしましょう。
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仮想通貨DYDX今後の価格予想
仮想通貨の価格予想をするprice-predictionによると、DYDXの今後の価格予想は以下のとおりとなっています。
2022年 | 1.99ドル(6.12%増) |
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2023年 | 7.45ドル(296.5%増) |
2024年 | 13.27ドル(605.8%増) |
参考: CoinArbitrageBot
来年以降はDYDXは大きく価格が上昇すると予想しており、DYDXは今が買いであるとしています。
現状は仮想通貨市場全体が下落して値を下げている状況であり、今後は価格上昇すると多くの投資家は見立てています。
dYdXも今後のアップデートを控えており、さらなる利便性の向上やサービスの拡大に期待が集まっています。
取引所でのDYDXの買い方・使い方
取引所でのDYDXの買い方・使い方について解説します。
DYDXは国内取引所には上場しておらず、海外取引所のみ購入が可能です。
DYDXの購入までの流れは、以下のとおりです。
- 国内取引所で口座開設をする
- 国内取引所にてビットコインを購入する
- ビットコインを海外取引所に送金する
- 海外取引所にてDYDXを購入する
- DYDXを取引・ステーキングに使用する
まずは国内取引所で口座開設をしましょう。
銘柄数が多く、取引手数料も発生しないコインチェックがおすすめです。
最短5分で申し込みができ、アプリの操作性も高いため初心者でも使いやすいです。
コインチェックで口座開設を終えたら、日本円を送金してビットコインを購入します。
コインチェックではビットコインを500円相当から購入が可能です。
コインチェックでの口座開設・ビットコイン購入の詳細はこちらを参考にしてください。
コインチェックにてビットコインを購入したら海外取引所に送金します。
海外取引所では日本語対応で、追証なし・ゼロカットに対応しているBybitがおすすめです。
Bybitの口座開設はこちらで詳しく解説していますので参考にしてください。
Bybitにビットコインを送金したらDYDXを購入します。
DYDXはDYDX/BTCを取引して購入が可能となります。
購入後のDYDXの使い方はレバレッジをかけて取引してもいいですが、将来の値上がりを見越してステーキングしておくのもひとつです。
dydxでステーキングのやり方
dYdXでのステーキングやり方について解説します。
今後の値上がりに期待してDYDXを預け入れすることで、さらなる利益を生み出す可能性があります。
dYdXのステーキング方法は以下のとおりです。
- メインメニューからステーキング画面へ
- 預け入れをするプールを選択する
- ステーキングする金額を入力する
メインメニューからダッシュボードを選択しステーキング画面に移行します。
表示されるメッセージを確認し「ダッシュボードに移動する」を選択。
ステーキング画面から、預け入れをする「プール」を選択します。
dYdXでは「DYDX」とステーブルコイン「USDC」が預け入れ可能です。
預け入れする銘柄を選び「ステーキング」を選択します。
初回の場合は手数料(ガス代)が発生するため、金額を確認して「確認」を押します。
手数料は随時変動しているため、高いと感じた場合は時間を置くなど工夫をしてみてください。
預け入れする金額を入力後「ステーキング資金」を選択します。
手数料が発生するため再度「確認」を選択します。
取引が確認され、画面表示されます。
イーサリアムブロックチェーンは手数料が高額であるため、少額の場合だとかえって手数料のほうが高くなってしまいます。
ステーキングを行う場合はある程度まとまった金額をいちどに預け入れすることをおすすめします。
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DYDXに関するQ&A
DYDXは国内取引所に上場している?
2022年11月時点ではDYDXは国内取引所に上場していません。
いまのところDYDXを購入するには海外取引所で購入するしか方法がありません。
しかしDXDYは発行開始からまだ1年しか経過していないため、今後の可能性は期待できます。
DYDXのエアドロップに参加するには?
dYdXではエアドロップによりDYDXを獲得できます。
エアドロップとは取引所のイベントで、「指定通貨を所有している」「ユーザーがSNSなどで宣伝する」といった条件をクリアすると無料で仮想通貨を得られる仕組みです。
dYdXでは2021年の7月26日スナップショットにもとづき、すべての過去ユーザーへエアドロップがおこなわれています。
過去ユーザーがDYDXを獲得するにはいくつかの条件が必要となりますので注意してください。
詳細は遡及的マイニング報酬 から確認することが可能です。
仮想通貨DYDXの特徴や買い方|まとめ
- 分散型取引所dYdXのガバナンストークン
- DYDXをステーキングで報酬を獲得できる
- レイヤー2によって手数料を抑え高速取引の実現
- cosmos上で独自のチェーンを構築
\dydxについて詳しく知る/
仮想通貨DYDXの特徴や買い方について解説してきました。
DYDXは仮想通貨市場で取引されるようになってまだ1年程度しか経過しておらず、未知の可能性を含んでいます。
今後もdYdXにはV4へのアップデートなどで、同ブロックチェーンでのスケーラビリティ問題をさらに改善されることが期待されています。
スケーラビリティ問題の改善はDYDXユーザーの拡大にも大いに関係してくるため、dYdXの動向に注目しましょう。