仮想通貨が下がっても稼ぐ人は何やってるの?逆境に強い5つの稼ぎ方

仮想通貨投資ってもう儲からないんじゃないの?

そう思っている方も多いのではないでしょうか。

仮想通貨相場が下落している最中でも利益を得ている人の稼ぐ方法は以下の5種類が主要です。

2017年12月に200万円超の高値をマークし、街では電車の乗客からカフェの隣の席まで、仮想通貨の話題で持ちきりでした。
その様子は前年のポケモンGOリリース時のような熱狂で、まさに社会現象そのものでした。

ビットコイン価格はその後1年でおよそ5分の1まで価格を落としたことによって仮想通貨業界の冷え込みがささやかれますが、その間にも利益を生んでいる一般人はいます。

主要仮想通貨相場の下落に強い5つの稼ぐ方法をメリットとデメリットを交えてご紹介します。

この記事のまとめ

  • レンディングは取引所に仮想通貨を貸して、金利で収益を得る
  • 配当型コインは保有数に応じて仮想通貨を受け取れる
  • 草コイン保有で価格の高騰を狙う
  • 現物取引で安定の取引
  • レバレッジ取引でハイリターンを狙う

目次

稼ぐ方法1:レンディング

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レンディングとは貸付を意味し、仮想通貨取引所に貸付を行うことで金利を得ます。

ユーザーと仮想通貨取引所運営会社の間で仮想通貨貸借取引契約を締結し、利率を乗じた仮想通貨を、金利として受け取ることができるサービスです。

一方、日本の銀行はマイナス金利の時代とも言われており、年間で得る銀行金利よりも支払う手数料の方が多い場合がほとんどです。

まずは日本の主要な銀行の普通預金年間利率を見てみましょう。

新生銀行 0.001%
三菱UFJ銀行 0.001%
みずほ銀行 0.001%
ゆうちょ銀行 0.001%
どこの銀行も大差はなく、銀行普通預金で一番年間利率が高いあおぞら銀行でも0.1%です。

新生銀行の普通預金口座に1億円を預けていても、年間で1000円しか利息を得ることができません。定期預金だと年率0.01%なので、1億円を預金しても1年で得られる利息は1万円です。

仮想通貨にも貸付をすると金利収入を受け取れるサービスがあり、これを仮想通貨レンディングと呼びます。
仮想通貨において銀行の役目となるのは仮想通貨取引所運営会社であり、仮想通貨取引所運営会社のレンディングサービスを利用することで金利収入を得ることができます。

メリット

仮想通貨をマメに売買するのが面倒な方や、仮想通貨の長期保有を前提としている方はレンディングに向いています。

仮想通貨取引所に貸してしまえば手放し状態になるので、どんな稼ぐ方法よりも楽でしょう

何年自己保有していてもコインの枚数は変わりませんが、仮想通貨取引所のレンディングサービスを利用すれば利息によって保有枚数を増やすことができます。

下落中でもレンディングによって着実に枚数を稼ぐことによって、年率5%で10年後には約63%の金利が乗っています。

10年後に貸している仮想通貨価格が63%下落していても、実際の法定通貨換算額に変動はありません。長期保有を前提とするならば、手堅い稼ぐ方法と言えるでしょう。

デメリット

自身の仮想通貨を企業に貸すので、企業が倒産してしまうと貸していた仮想通貨は戻ってきません。

また、貸している最中の仮想通貨は売却出来ないので、下落時の損切りが出来ないこともまた一つの要素です。

相場として年率5%ほどが主流なので、仮想通貨としては少ない利益かもしれませんが、手がかからない楽さと天秤にかければ妥当な数値なのかもしれません。

レンディングができる仮想通貨取引所

めんどくさがりな性格の長期保有者に向いているレンディングを始めるのにオススメの国内仮想通貨取引所を2社ご紹介します。

両社ともに、運営会社の信用度が高い仮想通貨取引所です。リスクヘッジとしては2社にレンディングする資産を分散するとより安心です。

bitbank(ビットバンク)

bitbank(ビットバンク)は仮想通貨を貸して増やすという名称でレンディングサービスを提供しており、年率は最大5%となっております。

レンディングを行うには募集時に応募をしなければなりませんので、募集がかかったタイミングで応募できるように無料の口座開設は事前に済ませておいた方がいいでしょう。

GMOコイン

GMOコインは貸仮想通貨という名称でレンディングサービスを提供しています。年率はbitbank(ビットバンク)と同じく5%。

時期によって募集内容は異なる可能性がありますが、ある時期の要項によると、申し込み数量は最小10BTC〜最大200BTC。

最小貸し出し数のハードルは高いものの、通常1年の満期が一般的な中で、満期が90日と短い点が魅力です。アルトコインの場合は150日が満期となります。

稼ぐ方法2:配当型コイン

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特定の仮想通貨を保有していることを条件に、保有数に応じて仮想通貨を受け取れる仕組みを採用しているものは配当型コインと呼ばれます。

配当されるコインは、保有条件のコインと同じコインである場合や、アルトコインである場合など、配当型コインの特徴によって様々です。

配当型コインは詐欺コインで採用されがちなので印象はよくないのですが、中にはちゃんとした配当型コインもあります。

メリット

保有しているだけで配当を得ることができ、利率も月利1%〜30%など多様です。いずれもレンディングより利率が高い傾向にあり、近年は配当型取引所の数も増えてきています。

仮想通貨の価格が下落しても、配当されるコインの数量を増やしている人の総資産は価格の下落に強いものとなっているでしょう。

デメリット

配当型コインの利率がとてもいいことの裏には、先に取り上げた詐欺コインである可能性のリスクがあります。
また、配当原資のコイン価値が暴落すると、配当されるコインの数も急減するのでそれもまたリスクです。

配当型コインのある仮想通貨取引所

2019年最新の配当型コインといえばCielo(シエロ)取引所の独自トークンであるCielo Coinでしょう。

Cielo Coinを保有すると取引所の出来高と保有数に応じて取引所内に上場しているコインの中からランダムに配当されます。

Cielo(シエロ)は2019年3月現在プレオープンをしていて、Cielo Coinは上場待ちなので、今のうちに新規登録をしてグランドオープンを待ちましょう。

稼ぐ方法3:草コイン投資

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数多く存在する仮想通貨の中で、まだ無名なコインを草コインと言います
特徴としては、ハイリスクハイリターンな稼ぐ方法であり、宝くじに比べたら利益率がいいように思えます。

メリット

笑ってしまうほど儲かってしまうか、電子屑となるか。それが草コイン投資です。

例えるならばインディーズバンドからMr.Childrenを発掘するような確率ですが、仮想通貨は情報戦ですので、しっかりと情報を精査した上で無名なコインに投資をすると、時に莫大な利益をもたらすことがあります。

実際過去に暴騰した草コインの例を見てみると、

通貨名称 暴騰期間 倍数
XP 3ヶ月 330倍
Verge 12ヶ月 12900倍
RDD 20日  4倍
売り抜けるタイミング次第では夢のある事例がいくつも存在します。
これらはビットコインやイーサリアムなどの基軸通貨の価格相場に比例しないことが多く、その結果大きく価値を暴騰させることとなります。

デメリット

主要仮想通貨の価格が下落していても、新規草コインは常にどこかで生まれては上場をしています。
グレーなコインなので大きな資産を投じるのはハイリスクであり、あくまでもマネーゲーム感覚の投資にとどめておくべきです。

草コインのある仮想通貨取引所

国内仮想通貨取引所に草コインを扱っている取引所はありません。

海外仮想通貨取引所に口座開設をすることで、草コインを購入することができます。

草コインを買ってみたいひとにオススメの海外仮想通貨取引所はBinance(バイナンス)です。
豊富な取り扱い銘柄に世界一の取引高。草コインを買うならBinance(バイナンス)で探すといいでしょう。

稼ぐ方法4:現物取引

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現物取引とはレバレッジ取引ではなく自己資産の範囲で行う仮想通貨トレードを指します。

レンディングや配当型コインほど楽なものではありませんが、チャートを分析しながら、価格が安い時に買って高い時に売る取引を繰り返します。

プロのトレーダーは損切りを徹底し、損失をかなり小さく抑え、利益を出すときは大きく得るといいます。

メリット

仮想通貨の現物取引に関して知識をつけ、仮想通貨市場の最新情報を常にキャッチすることで、凄腕トレーダーともなれば莫大な利益をあげることもできます。
極端な例ですと、1万円分の仮想通貨資産から毎日5%の利益をあげることができれば、1年後には複利の効果で5400億円分にまで仮想通貨資産が膨らみます。
20世紀最大の物理学者アインシュタインが「複利は人類最大の発明」と口にしたことは有名な話です。

デメリット

基本的にトレードをし始めるとチャートに張り付いて時間がかかると認識されています。忙しいかどうかはさておき、精神的にチャートが気になって仕方がなくなるのです。

眠れないほど物事に集中することは素敵なことだと思いますが、生活のスタイルが肌に合わなくて長期的運用に移行する人も少なくありません。

現物取引にオススメの国内仮想通貨取引所

仮想通貨の現物取引を行うにあたって取引所を選ぶポイントは手数料の安さと取引高です。

通常、仮想通貨取引や送金の手数料は法定通貨に比べて非常に安いことが魅力とされていますが、1日に何回も売買を行うとなると取引手数料はそれなりにかさんできて、気にせずにはいられなくなってきます。

また、仮想通貨の売買を狙った金額で約定するには、何よりも取引高が必要です。

その2つのポイントを抑えている国内仮想通貨取引所はBITPoint(ビットポイント)です。

東証二部上場企業であるリミックスポイントの子会社が運営する仮想通貨取引所であり、運営元の信頼性然り、手数料も無料で取引高も国内トップクラス。

MT4と言う優秀な自動トレードシステムもまた現物取引のわずらわしさを解消してくれます。

稼ぐ方法5:レバレッジ取引

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稼ぐ方法4では仮想通貨現物取引をご紹介しましたが、レバレッジ取引を行うことで利益の最大化を目指すことができます。

保有資産の範囲内での取引のみならず、仮想通貨取引所に証拠金を預け入れることで保有資産の数倍にあたる取引を行うことができます。

日本におけるレバレッジ倍率は25倍を上限に定められていますが、10万円を証拠金として預けて25倍のレバレッジ取引を行うと原資250万円分の資本で取引を行うことができます。

ハイリターンが望めると聞けばハイリスクによって大きな借金を背負うと思われがちですが、基本的に借金を負うことはありません。

証拠金維持率によって、証拠金を一定数下回る損失が発生すると取引が強制ストップとなります。例えば10万円の証拠金に対して仮想通貨取引所が証拠金維持率80%と定めている場合、2万円の損失が発生すると取引がストップされます。損失した2万円に対して追証を支払えば取引再開となり、支払わなければ強制決済となります。

メリット

レバレッジという言葉はテコの原理を意味し、小さな力で大きな物を動かす様子を表しています。

資本金が少なくとも、大きな金額を動かすことができるので大きな利益を狙うことができます。

レバレッジをかけた時点では仮想通貨取引所からコインを借りているような状態です。
「売り」から取引を始めることができるので、売却したコインを安い価格で買い戻し、差分利益で稼ぐ取引手法なので仮想通貨価格が下落した時に利益を狙うことができることが最大の特徴です。

デメリット

相場が急激に変動した場合、ロスカットが正常に行われず証拠金以上の損失が発生します。
追証ゼロの仮想通貨取引所は負債を肩代わりしてくれて借金となることはありませんが、追証のある仮想通貨取引所は損失分を要求されます。

レバレッジ取引にオススメの仮想通貨取引所

レバレッジ取引において借金リスクを最小にするためには仮想通貨取引所の選定がとても重要です。ポイントとしては証拠金維持率が高いことと、追証がゼロであることです。

そのポイントを踏まえて、レバレッジ取引にオススメの仮想通貨取引所はGMOコインです。
レバレッジは最大2倍、証拠金維持率は75%と高水準でありレバレッジ取引に最適な仮想通貨取引所です。

仮想通貨の稼ぎ方まとめ

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この記事のまとめ

  • レンディングは取引所に仮想通貨を貸して、金利で収益を得る
  • 配当型コインは保有していると、配当がもらえる
  • 草コイン保有で価格の高騰を狙う
  • 現物取引で安定の取引
  • レバレッジ取引でハイリターンを狙う

仮想通貨の相場が下落・低迷している中でも、稼いでいる人の特徴としては枚数ベースの考え方で投資している人が多く見受けられます。

ビットコイン価格が2倍になる日を待つより、仮想通貨資産を運用して枚数を倍にすることで、価格の下落時に対してのリスクヘッジにもなります。

このような運用方法で価格相場に振り回されにくい資産運用をしてみてはいかがでしょうか。

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