「06-6910-4115」の番号からの電話は「アコム」(ACサービスセンター)からのもので、支払い督促についての連絡です。
また、アコムからの電話を無視し続けると、滞納日から2～3ヶ月程度で借金の一括返済を求められ、最終的に裁判で訴えられるなどの事態が発生します。
そこで今回は、06-6910-4115のアコムからの電話を無視してはいけない理由から対処法まで詳しく解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
- 06-6910-4115から電話がある主な理由は、アコムの返済の督促や、利用可能額増額の勧誘などが考えられる
- アコムからの連絡を無視し続けると、裁判で訴えられ、資産の差し押さえを受けることもある
- アコムへの返済ができない場合は、司法書士や弁護士に債務整理を相談する方法もある
Contents
06-6910-4115のアコムから電話がある理由
- 利用可能額の増額勧誘の連絡
- アコムへの返済遅れによる催促の連絡
「06-6910-4115」から電話がある主な理由は、アコムの返済の催促や、利用可能額増額の勧誘が挙げられます。
どちらの理由での電話かは、アコムでの過去の利用状況で変わるため、ご自身の利用状況に応じて判断しましょう。
06-6910-4115からの電話の理由①利用可能額の増額勧誘の連絡
過去にアコムで滞納歴が無い方に対して06-6910-4115からの電話があった場合、利用可能額の増額打診が考えられます。
利用者に支払能力があり延滞・滞納するリスクも低いと判断されている可能性が高いので、現在の利用限度額が不足していると感じている場合は、増額の検討をしても問題ないでしょう。
ただし、増額には改めて審査を受ける必要があり、たとえ増額打診があったとしても増額できない可能性もあるので注意しましょう。
06-6910-4115からの電話の理由②アコムへの返済遅れによる催促の連絡
アコムへの返済日までに入金が確認されていない方に対して06-6910-4115からの電話があった場合、アコムからの督促の可能性が高いです。
この場合、アコムのオペレーターから「返済が完了していない旨」を通知され、「いつ支払えるか」「今支払える金額はいくらか」などを聞かれます。
今すぐに返済できる場合は、振込可能日を伝えたうえですぐに振り込みを、もし返済の目処が立っていない場合は、返済日の変更などに応じてもらえないか、担当者に相談してみましょう。
アコムからの電話に対応し、返済期日を守れば、アコムから電話がかかってくることはありません。
アコムから電話があった場合の対処法
- 着信があったらその場で出るか後で折り返す
- 借金の返済可能日をオペレーターに伝える
アコムから急に着信があると緊張するという方もいるでしょう。
しかし、アコムからの電話にその場で出られなければ、後から折り返すのが望ましいです。
①【無視はダメ！】着信があったらその場で出るか後で折り返す
アコムからの電話や留守電があった場合、無視することはおすすめできません。
前述したように、アコムから電話があるのは、返済を延滞した時や案内や勧誘がある時、またはトラブル発生時(カードの不正利用など)です。
電話の要件に検討がつかなければ、とにかくすぐに電話連絡を入れることで、早期解決が見込めます。
緊急や重要でない営業電話を避けたい場合には、オペレーターやWEB上で依頼することも可能です。
②借金の返済可能日をオペレーターに伝える
アコムの返済を延滞すると、3日後から1週間ほどで電話があります。
電話ではオペレーターから、以下の3点が確認されるため、その場で返済日を伝えましょう。
- 返済に遅れている旨の通知
- すぐに入金できるかの確認
- 入金する期日の設定
もし借りたお金を延滞や滞納をしている場合は、担当者に計画通りに返済できない旨を伝えてください。
アコムからの電話は決して無視せず、誠実に対応しましょう。
06-6910-4115のアコムからの返済催促の連絡を無視し続けるとどうなる？
- 自宅や職場に返済を催促する電話がある
- 自宅に督促状が届く
- ブラックリストに登録され信用情報が傷つく
- 借金の一括返済を求められる
- アコムから提訴され資産の差し押さえを受けることもある
アコムからの電話を無視していると、アコムから訴えられて裁判になり、最終的に差し押さえを受けて給料や財産を取られてしまう恐れもあります。
ここでは、06-6910-4115のアコムからの電話を無視し続けた場合に発生するリスクについて解説します。
自宅や職場に返済を催促する電話がある
アコムでは、滞納者は段階的に督促を受けるシステムです。
まず個人の携帯電話宛てに電話があり、それでも対応しない場合は、自宅へ連絡が入ります。
この連絡に対応しなければ、最終手段として、アコムの会員情報として登録されている職場へ連絡があります。
自宅に督促状が届く
アコムで支払いの延滞をすると、比較的早い段階で「督促状」が自宅へ送付されます。
督促状の内容は「支払いをお願いします」という旨の催促や入金期限などについてです。
なお、アコムの督促状の名義は、時期によって変わります。
滞納初期の督促状名義は、「ACサポートセンター」となっており、家族に見られたとしても疑われる心配はありません。
滞納初期段階の督促状はアコムの利用が知られないよう配慮されていますが、延滞が長期化すると、「アコム株式会社」と明記され、周囲にバレるリスクが高まります。
ブラックリストに登録され信用情報が傷つく
返済をしないまま期日から2か月程度経過すると、ブラックリスト(＝信用情報機関)に金融事故情報が記録され、いわゆる「信用情報に傷がつく」状態になります。
また、ブラックリストに記載される情報は、金融機関やカード会社で5年間に渡って共有されます。
したがって、返済が滞った状態で電話を無視し続けることで、生活に関わる多くの審査に通過しにくくなるなど、大きなデメリットに発展するでしょう。
借金の一括返済を求められる
督促を無視し続けると、滞納日から2～3ヶ月で借金を一括返済を請求されることになります。
借金の一括返済に関しては、基本的に書面で通知され、サービスを強制解約されることもあります。
アコムから一括請求の通知が来た時点で、裁判や差し押さえが間近に迫っている状態です。
場合によっては、返済額を減額できる可能性があります。
アコムから提訴され資産の差し押さえを受けることもある
アコムから裁判を起こされる可能性があります。
アコム側から裁判所に支払督促を申し立てされ、裁判所が受理されると、自宅に支払督促の書面が届きます。
督促状には、支払いを促す旨や出廷日時が記載されています。
差し押さえでは、生活に必要な家財道具は残されるため、最低限生活することは可能です。
しかし、差し押さえられてしまうと必ず家族に借金が知られるとともに、業者の出入りで近所の人にもバレてしまう恐れがあります。
アコムへの返済がどうしてもできない場合の対処法
- 利息だけの返済を交渉する
- 物を売って現金化する
- 家族や知人・金融機関からお金を借りる
- 司法書士や弁護士に債務整理を相談する
アコムへの返済が難しい方は、アコムに利息だけの返済を依頼するか、債務整理を検討してみましょう。
ここでは、アコムへの返済ができない場合の対処法について解説します。
利息だけの返済を交渉する
アコムの支払いが厳しい場合には、利息のみの返済を利用することも可能です。
アコムのコールセンターに電話をして、「返済額をすぐに用意できないので、利息のみ返済にして欲しい」と交渉しましょう。
利息のみの返済に変更すると、前回の返済日の翌日以降から発生した「利息」と「手数料」を支払うことになります。
また、担当者と取り決めた金額や期日に支払いができていれば、基本的に督促の連絡を受けることはありません。
ただし、利息を清算した後で元本に充当されるため、元本は全く減りません。
物を売って現金化する
アコムへの支払いで即金でお金を調達する必要がある場合、物を売って現金化する方法があります。
リサイクルショップ(実店舗)やフリマサイトを利用して、ブランド品や電化製品、貴金属類、本、CD、ゲームソフトを売却することで、手軽にお金を得ることができます。
店舗への持ち込みで売却する場合は、当日中に売上金を得られることもあるため、そのままアコムの返済に充てることも可能です。
即金を用意したい方は、リサイクルショップの利用がおすすめです。
家族や知人・金融機関からお金を借りる
アコムへ一刻も早く返済する必要がある方は、家族や知人、金融機関からお金を借りるのも選択肢1つです。
しかし、人にお金を貸すことについては、家族内や近い関係の人であっても抵抗がある人も多いでしょう。
親族や知人に借金を頼むとなると、万が一返済できなかった場合に、信頼関係に悪影響が出るなどトラブルの原因になるリスクがあります。
その一方で、金融機関を利用した方の多くは、借金を借金で返す自転車操業に陥り、「返済がなかなか終わらない」という深刻な事態に陥っています。
「当初は10万円程度の単位の少額の借入だったけれど、気が付けば100万円以上に膨れ上がっていた」ということも多々あるため、利用前によく考える必要があります。
司法書士や弁護士に債務整理を相談する
もし借金を３ヶ月以上滞納しているような状況であれば、「債務整理」という借金を検討することをおすすめします。
- 任意整理…消費者金融や銀行などの借入先と直接交渉し、無理のない返済方法を取り決める方法
- 個人再生…借金を5分の1から10分の1程度に減額してもらい、返済する方法(原則3年間)
- 自己破産…裁判所に借金の免責の決定をもらう方法
このように、「債務整理」とは借金の額や返済方法を見直し、借金の負担を軽くすることができる国の借金の救済措置です。
債務整理は司法書士や弁護士に依頼するとスムーズに手続きを行ってもらえるため、借金の返済に困っている方も早期解決が期待できます。
06-6910-4115アコムのよくある質問
アコムを利用している方は、電話対応や督促についてなど、不安に感じる場合もあるでしょう。
ここでは、アコムのよくある質問を紹介します。
06-6910-4115に電話したらアコムから怒鳴られることはある？
消費者金融と聞くと「怖い督促電話がかかってくる」とイメージする人もいるかも知れませんが、アコムからの電話で怒鳴られるようなことはありません。
貸金業法第21条「取立行為の規制」で、電話口での恫喝や暴言が禁じられているためです。
万が一、会話の中で威圧的な発言があった場合、ボイスレコーダーなどに録音して警察に通報しましょう。
アコムの返済を無視し続けると家まで取り立てに来られる？
借金の取り立てと聞くと、ドラマや映画で闇金業者が大勢で自宅に取り立てに来る描写はりますが、アコムではそのような強引な取り立ては一切行われません。
アコムの督促はあくまで合法の範囲で行われ、身の危険を感じる自宅への強行訪問もないので、安心してください。
ただし、アコム側が何度連絡しても連絡が取れないという緊急時に自宅訪問が行われるケースがあります。
アコムからの電話で家族や同僚にばれることはある？
アコムから利用者（携帯・自宅・勤務先）に電話がある場合は、アコムの社名や用件は本人以外には伝えられません。
また、初期段階ではアコムの名称が周囲にバレないための配慮として「ACサービスセンター」と名乗ってくれるので、すぐに「アコムからの電話だ」とバレることはありません。
ただし電話番号を調べられたらバレる可能性はあります。
アコムへの完済後に電話がかかってくるのはなぜ？
アコムで完済済みの利用者は、借入額増額の案内をされることがあります。
ただし、「利用予定があればお気軽にどうぞ」と案内する程度で、しつこく勧められることはありません。
もしアコムで完済済みで、今後アコムを利用する予定のない方は、オペレーターに「今後の連絡は一切不要です」と伝えておくと、連絡がかかってくることはありません。
06-6910-4115アコム まとめ
- 06-6910-4115から電話がある主な理由は、アコムの返済の督促や、利用可能額増額の勧誘などがある
- アコムからの連絡を無視し続けると、裁判で訴えられ、資産の差し押さえを受けることもある
- アコムへの返済ができない場合は、司法書士や弁護士に債務整理を相談する方法もある
06-6910-4115は、アコムの返済の催促や、利用可能額増額の案内などの電話です。
アコムからの電話を放置していると、最悪の場合、財産を差し押さえられる事態にまで発展する可能性があります。
アコムとの電話対応や支払いに関して不安がある方は、弁護士や司法書士に相談しましょう。
