退職代行のトラブル事例7つ！回避するポイントや体験談を紹介

退職代行は上司と関わらずに退職できる便利なサービスですが、トラブルには巻き込まれたくないですよね。

退職代行を利用する前に、「トラブルの事例をひと通り知っておきたい」と思っている方も多いのではないでしょうか？

そこで今回は、退職代行で失敗したくない方のために「退職代行で起こりうるトラブル事例」や「トラブルを回避するポイント」をご紹介します。

退職代行業者の選ぶ際の判断基準もご紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。

退職代行で起こりうるトラブル事例7つ

退職代行で起こりうるトラブル事例をご紹介します。

トラブル事例①会社が退職を認めてくれない

退職代行で起こりうるトラブル事例の1つに、退職の否認があります。

退職代行業者が上司に退職の意思を伝達した後、「退職は認められない」と否認される可能性があるため注意が必要です。

会社と交渉できる業者であれば、その後もうまく話を進めて退職まで導いてくれますが、会社と交渉できない業者の場合、退職が不成立となってしまう可能性があります。

トラブル事例②給料や残業代が支払われない

退職代行で起こりうるトラブル事例の1つに、給料面の問題があります。

本来、働いた分の給料は支払われるべきですが、悪質な会社の場合、給料や残業代の未払いが起こる可能性があるため注意が必要です。

会社側が給料を支払ってくれない可能性が高い場合、会社と交渉する権利を持っている退職代行業者を選ぶと良いでしょう。

会社と交渉できる業者であれば、給料未払いの問題も解決に導いてくれます。

トラブル事例③有給休暇を消化させてもらえない

退職代行で起こりうるトラブル事例の1つに、有給休暇の取得不可があります。

有給休暇は労働者であれば誰もが持っている休みの権利ですが、ブラックな会社の場合、「ウチにそんな制度はない」「ほかの社員もみんな休まず働いている」と横暴な論理で断られる可能性もゼロではないでしょう。

トラブル事例④損害賠償を請求されても業者が対応できない

退職代行で起こりうるトラブル事例の1つに、損害賠償請求があります。ケースとしてはかなり稀ですが、退職代行を使って損害賠償請求を起こされる可能性もあるため注意が必要です。

しかし、実際に退職代行を利用したとしても、「会社側が損害につながったことを証明するのは困難」であるため、損害賠償請求は不成立に終わるか、請求できたとしても少額にとどまるケースが多いです。

どうしても損害賠償請求が怖くて心配な方は、法律のプロである弁護士に依頼すると良いでしょう。

トラブル事例⑤上司から電話がかかってきて怒られる

退職代行で起こりうるトラブル事例の1つに、上司からの電話があります。
退職代行利用者の中には、「上司から電話がきて怒られた」というケースもあるため注意が必要です。

上司と一切関わりたくない方は、事前に業者に相談しておきましょう。

ヒアリングの段階で「上司と連絡したくないです」「連絡が来ないようにしてもらえますか？」などと伝えておけば、業者が上司に伝言として伝えてくれます。

トラブル事例⑥退職後に必要な書類が送られてこない

退職代行で起こりうるトラブル事例の1つに、書類の未着があります。

退職代行を利用した後、何らかの理由で「離職票」や「退職証明書」などが届かないケースもあるため、注意が必要です。

書類が送られて来ない場合、すぐに業者に相談しましょう。どの業者でも基本的に退職に関する書類の請求はしてくれるので、そこまで懸念するトラブルではありません。

トラブル事例⑦料金を支払った後、業者が音信不通になる

退職代行で起こりうるトラブル事例の1つに、業者の音信不通があります。
悪質な退職代行業者を選んでしまった場合、料金を支払った後にバックレる可能性もゼロではありません。

事前にネット上の口コミをチェックして、信頼できる業者かどうかを確認しておきましょう。

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退職代行のトラブルを回避するポイントは？失敗する前にチェック！

退職代行の利用を検討している中には、「トラブルを回避するにはどうしたらいいんだろう？」と考えている方も多いのではないでしょうか？

ポイント①就業規則や契約書を確認する

退職代行のトラブルを回避するポイントの1つに、就業規則の確認があります。就業規則に違反して退職しようとするとトラブルの元になるので、就業規則の範囲内で退職するのが理想的です。

例えば、就業規則に「退職代行に関する記載はないか？」「退職に関する指定はあるか？」を確認しておくと良いでしょう。

就業規則に懸念されるような項目がある場合、業者に相談してみてください。

ポイント②無料相談の時点で疑問を解消する

退職代行のトラブルを回避するポイントの1つに、相談の活用があります。

わからないことが多い中で退職代行を利用するのはトラブルの元になるため、相談の時点で疑問は解消しておきましょう。

無料相談の時点で「聞いておくべきことの例」として、以下が挙げられます。

ポイント③サービス範囲の広い業者に依頼する

退職代行のトラブルを回避するポイントの1つに、サービス範囲のチェックがあります。退職代行で後悔しないためにも、業者が希望する代行をしてくれるかどうかは、事前に確認しておきましょう。

サービス範囲の「チェックポイントの例」として、以下が挙げられます。

上記について無料相談の時点で確認しておくと、トラブルを回避しやすいです。

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退職代行業者を選ぶ際の判断基準3つ【労働組合か弁護士がおすすめ】

退職代行を検討している方の中には、「どの退職代行業者を選んだらいいんだろう？」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか？

判断基準①実績が豊富で口コミ評価が高い

退職代行業者を選ぶ際は、実績や口コミを確認しましょう。

公式サイトに「過去の利用者人数」や「退職成功率」の記載があれば、業者の信頼度を確認できますし、口コミを見れば「利用してみて実際どうだったのか？」がわかります。

公式サイトを見ても実績や口コミが一切見当たらない場合、信頼性に欠けるため、候補から外すのが無難でしょう。

判断基準②団体交渉権を持っている

退職代行業者を選ぶ際は、団体交渉権を持っている業者がおすすめです。

団体交渉権を持っている業者は退職の意思を伝達するだけでなく、会社と交渉できるので確実に退職まで導いてくれます。

「労働組合」や「弁護士」の業者の場合、団体交渉権を持っているので、業者選びの参考にしてみてください。

判断基準③追加料金がかからない

退職代行業者を選ぶ際は、追加料金はかからないか？を確認しましょう。

追加料金を確認せずに利用した場合、「料金が安いと思ったら、追加料金がかかり最終的に高額になってしまった…」と残念なケースに陥る可能性があります。

追加料金については無料相談の時点で聞いたり、公式サイトに記載があるか確認したりするのがおすすめです。

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退職代行でトラブルなく退職できた人の体験談！その後の気分は？

退職代行の利用を検討している方の中には、「利用者のリアルな感想を見たい！」と思っている方も多いのではないでしょうか？

体験談①即日退職して給料もしっかり貰えた20代男性

体験談②上司と顔を合わすことなくスムーズに退職できた30代女性

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退職代行のトラブルが心配な人のよくある質問

退職代行のトラブルが心配な人のよくある質問をご紹介します。

退職代行を使うデメリットは何ですか？

退職代行を使うデメリットは、以下の通りです。

• 退職するのにお金がかかる
• 会社との関係性が悪くなる可能性がある
• 公務員は利用を断られるケースがある

退職代行にはメリットがある反面、デメリットもあるので、それらを踏まえた上で利用を検討してみましょう。

退職代行を使うのはありえないことですか？

退職代行を使うのはありえないことではありません。

一昔前までは、退職代行は利用者の少ないマイナーなサービスでしたが、今では業者や利用者の数も増えてきており一般的になりつつあります。

もちろん、会社側からすると迷惑な側面もあるかもしれませんが、退職しづらい環境を作っているのは会社自身なので、退職代行を使われる会社は自業自得とも言えます。

退職代行を使われた側はショックを受けますか？

退職代行を使った場合、「どうして直接言ってくれなかったんだろう？」と上司がショックを受ける可能性はあります。上司のショックを和らげたい方は、業者にうまく伝えてもらうようお願いするのがおすすめです。

今までお世話になった感謝の気持ちなどの文面を作成し、業者に伝えてもらえば、上司のモヤモヤが晴れるかもしれません。

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退職代行のトラブル事例は？回避するポイントや体験談｜まとめ

「退職代行は気になるけど、退職できなかったら困る…」という方には、労働組合や弁護士の業者がおすすめです。

労働組合や弁護士は団体交渉権を持っているので、万が一、退職を否認されてもうまく交渉して退職まで導いてくれます。

有給休暇の交渉もできるうえ即日退職も実現してくれるので、気になる方はぜひ前向きに検討してみてください。