海外FXスキャルピング手法一覧|コツや禁止事項も併せて紹介

海外FX スキャルピング手法

投資家Aさん

海外FXでスキャルピングをしたいと考えているのですが、何かコツってあるのでしょうか?

FXの取引手法の1つにスキャルピングというものがあります。

国内FX業者のほとんどが、スキャルピング手法を禁止しているためよく知らないという人も多いかもしれません。

海外FXではこのスキャルピング手法を利用し、リスクを抑えつつ利益を出している人もよく見かけます。

しかし危険な一面もあるので、本記事などを参考にして、しっかりと理解した上でスキャルピング手法を行うようにしましょう。
本記事では海外FXスキャルピング手法に関する解説をはじめ、スキャルピング手法を利用する際のコツや禁止事項についても理解できるようになっています。

尚、スキャルピングを有利にできる海外FX業者を知りたいという方は、海外FXのスキャルピング向けおすすめ口座の記事も併せて読んでみてくださいね。

海外FXスキャルピング手法一覧を簡潔にまとめると
  • スキャルピング手法は短時間で何回も取引を行う
  • 損益はそこまで大きくはないものの取引時のリスクを低くできる
  • ハイレバレッジ取引と合わせることで効率良く利益を出せる
  • テクニカル分析などの知識を身に付けつ必要がある
  • 約定拒否がなくスプレッドや取引手数料が安い業者を選ぶ必要がある
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目次

海外FXのスキャルピング手法とは?仕組みを解説

海外FXのスキャルピング手法とは?仕組みを解説

スキャルピング取引をかんたんに説明すると、短い時間で何回も取引を行い利益を出す手法のことを言います。

国内のFX業者ではスキャルピング取引を行うことを許可しているところはほとんどありません。

理由としては、短い時間に何度も売買を繰り返すとサーバーへの負担が非常に大きくなってしまいます。

FXの取引はインターネット上で行いますから、サーバーに負担がかかりすぎると、速度が遅くなったり、最悪の場合はサーバーダウンする危険もあります。

そのようになってしまっては数多くのユーザーが取引を中断しなくてはいけません。

頻繁にこのようなトラブルが起きていては、業者の信用も落ちてしまいます。

そのような点も含め国内のFX業者においては、許可しているところが少ないのではないかと考えられます。

もしスキャルピング取引を行いたいのであれば、海外FX業者では許可が出ているところもありますからそちらを検討しましょう。

投資家Bさん

スキャルピング手法を利用したいのであれば、最初から海外FXを利用した方がよさそうですね。

海外FXスキャルピング手法一覧

海外FXスキャルピング手法一覧

スキャルピング取引といっても、取引するやり方やタイミングによっては全然違う結果になります。

またそれぞれのスキャルピングの手法によって、自分の取引スタイルやその時にあった方法が異なります。

下記の解説をもとに適した手法を探してみてください。

手法①ボリンジャーバンドに沿ったスキャルピング

ボリンジャーバンドとは、統計学をもとにFXの相場を分析するテクニカル指標のことを言います。

ボリンジャーバンドを利用する理由としては、FXの取引に大事なボラティリティの把握とトレンドの方向を把握するためです。

この2つを把握していないと利益を狙って出すのはかなり難しいです。

特に逆張りや順張りなどを組み合わせて取引をする人には、ボリンジャーバンドを使いこなせるようになる必要があります。

手法②為替変動が激しいタイミングを狙う

FXの相場は、指標発表時などの際に大きく動く場合が多いです。

このタイミングで取引をすれば、少額であっても大きな利益を出せます。

特にスキャルピング取引は大きな利益を出しにくいですから、このような為替変動が激しいタイミングを狙って取引するのも戦略としては良いでしょう。

手法③レンジブレイクを狙ったハイレバスキャルピング

レンジ相場とは価格の上がり下がりが一定になっている状態のことです。

ですがその一定の上がり下がりがいつまでも続くわけではありません。

レンジブレイクを狙うとは、この一定の上がり下がりの状態から価格が大きく跳ね上がるタイミングのことです。

この価格が大きく跳ね上がるタイミングを見計らって、ハイレバスキャルピングを行うことができれば大きな利益が期待できます。

手法④RSIを利用したレンジ相場での逆張りスキャルピング

RSIは相場の流れを把握するのに便利なインジゲーターの1つです。

主に買われすぎ・売れすぎを把握しやすく、逆張りをメインに取引をしたい人には、このRSIを使いこなせるようになるのは必須と言えます

取引の仕方としては水準の70程度で下方向に反転したら売り、30以下で上方向に反転したら買いという点を意識してみると良いでしょう。

手法⑤押し目・戻り目を狙ったスキャルピング

相場が大きく下がった後には大きく上がる(元に戻る)場合が多い傾向にあります。

この押し目・戻り目に上手に合わせてスキャルピング取引ができると、大きな利益を出せます。

1点注意すべき点としては、この方法は逆張りなので取引に慣れていないとタイミングを見極めるのが難しいということです。

相場が戻るタイミングをしっかり見極めないと、大損失につながる可能性も十分あります。

そのようにならないためにも、この手法を利用する際にはゼロカットがある業者を選んだりするなどの工夫をしましょう。

プロトレーダー

手法はたくさんありますが、全ての手法が自分に合っているとは限りません。
合わない手法を使い続けると逆に損失が出たりする危険もありますので、注意しましょう。

海外FXでスキャルピング手法を採用するメリット

海外FXでスキャルピング手法を採用するメリット

海外FX業者でしかできないスキャルピング手法ですが、わざわざ海外FX業者を利用してするほどのメリットがあるのかと疑問に思う人もいるでしょう。

海外FXでスキャルピング手法を採用するメリットとしては以下のようなものがあります。

メリット①為替変動リスクを減らすことが出来る

上述でも解説したとおりスキャルピングは、短時間で何回も取引を行う手法になります。

一回の取引で長く保有したままのデイトレードや、日を跨いでも保有しているスイングトレードとは違い、圧倒的に保有している時間が短いです。

この保有している時間が短い場合のメリットは、為替変動のリスクを減らすことができるという点でしょう。

もちろんFX取引なので損失が出る可能性も考えられます。

ですがスキャルピング取引は、損切りするラインをあらかじめ決めておく場合がほとんどなので、利益と損失共に小さいです。

万が一、為替変動があったとしても損失を小さく抑えられることの方が多いので安心して取引ができるでしょう。

メリット②ハイレバと組み合わせると資金効率が上がる

ハイレバレッジ取引とスキャルピング取引を併せた手法で取引することで、短時間で効率よく利益を出せます。

海外のFX業者は国内のFX業者と違いレバレッジの制限がありません。

そのため少額からのスタートでも大きな利益を出せますので、まとまった資金を取引に使えない人でも稼ぐチャンスがあります。

ただスキャルピング取引を行うときと違い、ハイレバレッジ取引と組み合わせることによって何倍もの利益を出すことが可能になります。

メリット③ゼロカットがあるのでリスクを減らせる

上述にあるハイレバレッジ取引とスキャルピング取引を組み合わせて行う場合、重要な役割を果たすのがゼロカットになります。

ゼロカットとは、取引時に口座がマイナスになってもFX業者がそのマイナス分を肩代わりしてくれる仕組みのことです。

例えば、ハイレバレッジ取引とスキャルピング取引を組み合わせて行うと、利益だけでなく損失も大きくなります。

そのため普段の取引時よりも口座がマイナスになるリスクも高くなるのです。

ゼロカットがあればマイナスになった分は業者が負担してくれるので、リスクを減らして取引ができます。

逆に、ゼロカットがない場合はリスクも大きくなるので、ハイレバとスキャルピングを組み合わせて取引するのはやめた方がいいでしょう。

メリット④スキマ時間でも大きな利益を上げることが可能

誰もがFXにまとまった時間を使えるわけではありません。

例えば日中は仕事に出ていて、家に帰っても体を休めたいなど、なかなか時間を確保できないという場合も考えられます。

スキャルピング取引においては、短時間で取引が完結する手法ですから隙間時間であっても取引ができます。

また上述でも解説したハイレバとスキャルピングを組み合わせれば、短時間で利益を大きくできますので、隙間時間であっても十分に稼ぐことも可能です。

プロトレーダー

海外FXだからこそスキャルピング手法の良さが最大限発揮できると言えるでしょう。

海外FXでスキャルピング手法を採用するデメリット

海外FXでスキャルピング手法を採用するデメリット

海外FXでスキャルピング手法を採用するメリットもありますが、残念ながらデメリットもあります。

メリットばかり見ていると、実際にスキャルピング手法を行なった際に思わぬ形で損失が出てしまう可能性もあります。

しっかりデメリットを抑えて、スキャルピング手法を採用するか考えましょう。

デメリット①スプレッドによるコストが多くなる

スキャルピング取引は短時間で何回も取引を行い、利益を出しやすく、損失は最小限に抑えられるため、一見メリットしかないように思えます。

ですが取引回数が多くなるということは、それだけスプレッドが発生する回数も増えてしまいます。

どのような取引にもスプレッドは存在しますから、何か対策を立てて取引をする必要があるでしょう。

例えば、スプレッドの狭い業者で取引を行なったり、スプレッドが狭くなりやすい時間などに取引を行うなどの対策があります。

海外FXにおいてはスプレッドが手数料の中でかなりの割合を占めてしまうことも珍しくはありません。

しっかりと上述のような対策を立てて取引をしましょう。

デメリット②ハイレバに頼ったギャンブルトレードになりやすい

FX取引は運で取引しても、上がるか下がるかの2択になってしまうので、勝率は50%です。

ですが実際にはスプレッドや取引手数料がかかるので、勝率50%では損失の方が上回ってしまいます。

またギャンブルトレードを続けると、当然負けが続くこともありますからリスクも高いです。

勝率を50%以上にするためにも、しっかりと分析をして、根拠を持って取引するようにしましょう。

デメリット③テクニカル分析のスキルが必須

テクニカル分析とは過去に行なった取引などのデータをもとに今後どのような動きをするのか予測することです。

FX取引で勝率を上げるにはこのテクニカル分ので形をできるようになっておく必要があります。

このテクニカル分析を行わないと、勝率が下がるのはもちろん、ギャンブル的な取引をしてしまう癖がついてしまいます。

そのままハイレバスキャルピングを行ってしまうと、大損失につながってしまう危険も十分あります。

FX取引を行うのであれば、ぜひこのテクニカル分析はできるようになっておきましょう。

投資家Bさん

ギャンブルトレードにならないためにも、取引の知識は身につけておかないといけませんね。

海外FXスキャルピング手法で利益を出すコツ

海外FXスキャルピング手法で利益を出すコツ

実際にスキャルピング手法を行うのであれば、利益を出すコツを抑えておいた方が失敗もしにくいです。

我流でやっても成功するかもしれませんが、より確実に、より効率的に利益を出すためにも、ぜひ参考にしてみてください。

ダマシが少ないドル円やユーロドルを選ぶ

ドル円やユーロドルは、スプレッドも狭く手数料がそこまでかからないので、コストを抑えたい人にはおすすめです。

また、値動きの幅も大きくないのでエントリーしてから下がったとしてもそこまで損失が出ません。

まれに、分析して上がると判断してエントリーしても下がるということもありますが、そのような場合であっても、ドル円やユーロドルであれば損失も最小限にできます。

利益も大きく出せるわけではありませんが、その点はハイレバレッジ取引で上手にカバーしましょう。

あらかじめ利確と損切りラインを決めておく

利確と損切りのラインを決めるときのポイントとしては、利確は損切りの幅よりも大きく設定するということです。

おすすめとしては利確幅の半分程度に損切りの幅を設定しましょう。

気をつける点としては損切りの幅をあまり大きくしすぎないことです。

万が一、エントリー時に自分が望んでいた方向と逆に相場が動いてしまったとき、損切りの幅を大きくしすぎると、損失も大きくなってしまいます。

せっかく利益が出てもマイナスになってしまう可能性がありますので、しっかりと間違えのないように設定しましょう、

1分足・5分足を見てエントリーする

スキャルピング取引をするのであれば、見ておくべき点は1分足・5分足だけで問題ないでしょう。

むしろスキャルピング取引をする際に30分などの長時間、決済しないでいるのはあまり良いスキャルピング取引のやり方とは言えません。

長期間保有したままだと、その間に相場が変動するリスクもありますし、スキャルピング取引の良さを潰してしまいます。

質の良いスキャルピング取引をするためにも、1分足・5分足を見てエントリーするという癖をつけましょう。

ボラティリティが大きくなる時間帯に取引する

ボラティリティとは値動きの幅の大きさのことです。

スキャルピング取引は、取引の手法的にも1回の取引で大きな利益を出すのにあまり適していない手法になります。

またドル円やユーロドルにおいてはあまり値動きが小さいため、利益も大きく出しにくいです。

そのためボラティリティが大きくなる時間帯を狙って取引をする方が、より効率的に利益を出すことができます。

しかし、ボラティリティが大きくなるタイミングでの取引は、損失も大きくなるので注意する必要があります。

海外FXでスキャルピング手法をする際に気をつけること

海外FXでスキャルピング手法をする際に気をつけること

最後にスキャルピング手法をする際に気をつけることを解説しますので、実際に行う際には以下の点に気を付けて取引をしましょう。

スキャルピングを許可している海外FX業者を選ぶ

スキャルピング取引を許可していない業者も中にはあります。

海外FX業者では国内FX業者ほど規制は厳しくないですが、それでも禁止している業者もあります。

禁止している理由としては上述でも解説しましたが、短い時間に何度も売買を繰り返すとサーバーへの負担が非常に大きくなってしまうからという点が考えられます。

スキャルピング取引をすると決めているのであれば、業者を選ぶ際にスキャルピング取引ができるかどうか確認しておきましょう。

もし規約上、スキャルピング取引が禁止されているのに行った場合は、口座凍結などの対象にもなる可能性がありますので注意してください。

約定拒否やスリッページが起こらない業者を選ぶ

スキャルピング取引は短時間で決済しなければならないため、スムーズに決済ができない環境での取引は向いていません。

万が一、スキャルピング取引を行っている際に、約定拒否やスリッページが起きてしまうと、自分が決済したいタイミングとずれてしまい、損益が変わってしまう可能性もあります。

そうならないためにも、約定拒否やスリッページが頻繁に起こる業者を避けなければなりません。

業者を選ぶ際には、評判や口コミも参考にしてみると良いでしょう。

スプレッドや取引手数料が安い業者を選ぶ

スキャルピング取引は他の取引手法とは違い、取引回数が圧倒的に多くなります。

その際に気にしなければならないのが、スプレッドや取引手数料などです。

他の取引と比較し何倍も取引をしなければならない手法なので、その分スプレッドと取引手数料も何倍もかかります。

少しでもこれらのコストをかけないためにも、業者を選ぶ際にはスプレッドが狭く、取引手数料が安いところを選ぶようにしましょう。

海外FXスキャルピング手法一覧まとめ

海外FXスキャルピング手法一覧まとめ

本記事のまとめとしては以下のとおりです。

海外FXスキャルピング手法一覧を簡潔にまとめると
  • スキャルピング手法は短時間で何回も取引を行う
  • 損益はそこまで大きくはないものの取引時のリスクを低くできる
  • ハイレバレッジ取引と合わせることで効率良く利益を出せる
  • テクニカル分析などの知識を身に付けつ必要がある
  • 約定拒否がなくスプレッドや取引手数料が安い業者を選ぶ必要がある

スキャルピング手法を行うには、まずスキャルピング手法ができる業者を探すところから始まります。

取引自体は慣れればそこまで難しいことではないでしょうが、海外FXだからこそ気をつけなければいけない点はたくさんあります。

取引で失敗しないためには、常にFX取引に関する知識を勉強したり、取引の分析を行うことが大事です。

本記事で解説したスキャルピング手法に関することも重要ではありますが、取引に関する知識の習得や分析も怠らないようにしましょう。