今週の米ドル/円(USDJPY)の予想とテクニカル分析レポート

本記事に記載の予想は、その結果を保証するものではありません。したがって、本予想を元に取った行動により生ずる一切の損害について、当社は一切責任を負いかねますので、ご了承ください。

【2023/06/05週】ドル円の予想とテクニカル分析レポート

20230605ドル円週足のテクニカル分析
ドル円の週足チャートを分析する。
先週は調整の動きが強くなり、木曜日には138.50円を割れる展開となった。

しかし、良好な米雇用統計が発表されると、ドル円相場は急騰。週明けは140円台で推移をしている。
良好な米雇用統計、日経平均株価の上昇、米利上げ停止を支持するコメントが続出するなど、ドル買い要素が多い。

現在は140円台に回復。今週はFOMCを控えているため、週の後半は様子見姿勢が強くなるのではないかと予想される。

MACDを分析すると、ヒストグラムは堅調に山を形成しており、MACD線がシグナル線を上回り、方向も上向きとなっている。
RSIも61と安定的な上昇基調であることを示唆している。
今後は、昨年の為替介入水準である145円に向かっていくだろう。

為替介入水準が近づくにつれて、警戒感が高まり、上値が重たくなると予想される。
早めに利益確定は済ませておきたい。今後の市場の焦点は、6月米FOMCに向かっていくことになる。

【2023/06/05週】ドル円の日足テクニカル分析

20230605ドル円日足のテクニカル分析

日足を分析すると、52移動平均線が支持帯となって反発。安定的な上昇基調であることが確認できる。
日足の場合、次の抵抗帯は、以前のレンジ相場下限である141.70~141.20円付近と想定できる。

MACDを分析すると、MACD線がシグナル線に近づいており、デッドクロスをしないか注意したい。
ファンダメンタル的にはリスクオン相場である。

週間予想レンジ 138.45~143.26円
主要抵抗線 141.70円
主要支持線 138.50円

2023/06/05週ドル円の分析・予想レポート

【2023/05/29週】ドル円の予想とテクニカル分析レポート

20230529ドル円週足のテクニカル分析

ドル円の週足チャートを分析する。
先週は137円から140円まで300Pips以上の上昇となった。

週足で重要な節目であった137.915円を明確に上回ったことになり、次の節目の価格は2022年11月3週目の戻り高値である142.180円となる。
ダウ理論による上昇トレンドが週足でも発生したことになり、上昇基調が明確となった。

また現在は140円後半で推移している。今後の目先上値は2022年11月の戻り高値である142.180と予想できる。
142円台には大きな抵抗帯が集まっているため、上抜けするには何らかの新たな材料が必要。

週末に米債務上限交渉が合意し、デフォルトが回避されたことでドル円は上昇しやすい地合いとなるだろう。
今後の市場の焦点は、6月米FOMCに向かっていくことになる。

【2023/05/29週】ドル円の日足テクニカル分析

20230529ドル円日足のテクニカル分析

240日移動平均線を上回っており、MACD線はシグナル線を上回っている。
さらに、ボリンジャーバンドでは+1σ~+2σでバンドウォークが発生しており、緩やかな上昇トレンドの発生が確認できる。

ファンダメンタル的にもリスクオン相場となりやすく、ドル円は堅調に上昇すると予想できる。
ボリンジャーバンドの+1σを割った場合、調整の動きが強くなる可能性があるため、注意が必要。

週間予想レンジ 139.24~144.150円
主要抵抗線 142.28円
主要支持線 140.40円

2023/05/29週ドル円の分析・予想レポート

【2023/05/22週】ドル円の予想とテクニカル分析レポート

20230522ドル円週足のテクニカル分析

ドル円の週足チャートを分析する。
コロナが流行した2020年から円安がすすみ、数十年来の大相場となった。

ウクライナ紛争の勃発によって、世界的なインフレが進み、
円安に拍車をかける事態となったことが背景にある。

ドル円は2022年10月に151.950円付近の高値を付けた。

週足チャートで意識されているのは、2021年1月の安値を基点とするフィボナッチリトレースメント、上昇トレンドラインである。

日銀が長期金利上限を拡大した影響で127.220円まで下落した。
これはフィボナッチリトレースメントの50%に該当する価格で反応していることが確認できる。

現在は138円台で推移している。今後の目先上値は23.6%に該当する140.20円付近と予想する。
また、5月の節目価格としては142.09円も大きな抵抗帯となると予想する。

米債務上限問題が進展せず、マーケットはリスク回避か、リスク選好か、
結果が出てから動くだろう。

142円台を突破すると、ストップロスを巻き込んで上昇する可能性がある。

【2023/05/22週】ドル円の日足テクニカル分析

20230522ドル円日足のテクニカル分析

240日移動平均線を上回っており、RSIも59となっているため、緩やかな上昇基調となっている。
一目均衡表では「三役好転」となっているため、上昇を示唆している。

240日移動平均線が今後、支持線として機能するかどうかが焦点。

週間予想レンジ 134.63~141.30円
主要抵抗線 ・140.420円
・138.35円
主要支持線 134.49円

2023/05/22週ドル円の分析・予想レポート