XMの口座基本通貨を変更する方法｜注意点や通貨ごとの特徴も紹介

XMの基本通貨は「JPY・USD・EUR」の3種類です。

ただし、追加口座を開設する際に基本通貨を選べるので、希望する基本通貨でトレードすることは可能です。

この記事では、XMで追加口座を開設し基本通貨を変更する手順を紹介します。

さらに、基本通貨ごとの特徴や選び方も解説するので、XMで基本通貨の変更を検討中の方はぜひ参考にしてください。

XMの基本通貨は口座開設後に変更ができない

XMの基本通貨は口座開設時に設定し、開設完了後に変更することはできません。

例えば、口座開設時に基本通貨を「JPY」に設定すると、その口座ではずっと基本通貨JPYとしてトレードすることになります。

XMで基本通貨を変更する場合は、新たな口座を開設しなければなりません。

XMの口座における基本通貨を変更する手順・方法

XMの基本通貨を変更するには、新たな口座を開設する必要があります。

XMで追加口座を開設し、新たな基本通貨の口座を開設する手順は以下5ステップです。

以上の5ステップでXMの追加口座開設が完了し、希望する基本通貨で取引できます。

ここからは、実際の操作画面に沿って詳しい手順を解説します。

なお、XMの追加口座開設方法は下記記事で詳しく開設しています。
PC/スマホの両方を紹介していますので、ぜひ併せてご覧ください。

XMの追加口座開設方法【PC/スマホ両方対応】追加口座の基本情報も紹介

手順①XMマイページにログインする

XMの会員ページを開き、口座IDとパスワードを入力してログインをクリックします。

手順②「追加口座開設」を選択する

XMマイページにログインしたら、画面右上の「追加口座開設」をクリックします。

手順③変更したい基本通貨を選択する

追加口座の開設フォームが表示されたら、以下4つの情報を入力します。

この画面で希望する「口座の基本通貨」を選択し、その他の項目も入力してください。

ここで入力した「口座の基本通貨」は、追加口座開設が完了したら変更できません。

手順④追加口座のパスワードを設定する

追加口座のパスワードを設定します。

以下の条件を踏まえて、追加口座のパスワードを設定してください。

追加口座のパスワードを設定し、確認として再入力を行ったら次のステップに進みましょう。

手順⑤「リアル口座開設」をクリックする

利用規約などを確認してチェックボックスにチェックを入れ、「リアル口座開設」をクリックします。

以上で追加口座開設が完了し、希望する基本通貨でトレードが可能となります。

XMの基本通貨は3種類！それぞれの特徴を紹介

XMの基本通貨は「JPY」「USD」「EUR」の3種類から選べます。

ここで選択した基本通貨で入出金を行うので、日常的に利用する通貨を選択することが重要です。

どの通貨を選ぶか悩んでいる方は、ここで紹介する通貨ごとの特徴を参考にしてください。

USD・EURは為替手数料とレート変動に注意

基本通貨にUSD・EURを選んだ場合、その通貨で入出金をしなければなりません。

日常的にUSD・EURを利用する方なら問題ありませんが、日本円を換金して入金すると為替手数料がかかります。

当然出金時も手数料がかかり、プラットフォーム上に表示される通貨がUSD・EURになることも理解しておきましょう。

また、日本円からUSD・EURに換金する際にはレート変動の影響も受けます。

例えば、1ドル140円のタイミングでUSDに換金して入金し、出金時に1ドル130円になっていた場合、1ドルあたり10円の損失が発生してしまうのです。

USD・EURを基本通貨にする際には、このようなレート変動にも注意しなければなりません。

こだわりがなければJPYがおすすめ

基本通貨にこだわりがなければ、JPYに設定するのがおすすめです。

JPYを選ぶと国内銀行の残高から直接入出金でき、プラットフォーム上も日本円表示となります。

一方、USD・EURを選択すると各通貨で入出金しなければならず、プラットフォーム上の表示も日本円ではありません。

また、USD・EURを基本通貨に設定すると、手数料やレート変動を意識する必要があります。

通貨単位や手数料を気にせずトレードに集中するためにも、こだわりがなければJPYを選びましょう。

XM口座の基本通貨を変更する際に注意すべきポイント

XM口座の基本通貨を変更する際には、上記4つのポイントに注意しましょう。

やみくもに基本通貨を変更すると、口座を利用し始めてから後悔することになりかねないため、注意点を押さえておくことが大切です。

上記4つの注意点を一つずつチェックしていきましょう。

注意点①基本通貨が異なる口座間で資金移動すると手数料がかかる

XMで基本通貨が異なる口座間で資金移動を行うと、手数料がかかる点には注意しましょう。

異なる口座間の資金移動には、資金移動額の3%が手数料として発生します。

例えば、JPY口座からUSD口座に10万円の資金移動を行うと、発生する手数料は3,000円です。

注意点②XMで保有できる口座数は最大8口座まで

XMで保有できる口座数は、最大8口座となっている点にも注意しましょう。

XMで選べる基本通貨は3種類なので全通貨に対応する口座を開設してもゆとりはありますが、口座タイプやレバレッジなどが異なる口座を開設すると口座数が多くなることも想定されます。

口座を解約する際は、以下の手順を参考にしてください。

口座解約手続きが完了すると、復旧はできないので解約する口座を選択し間違えないよう注意してください。

使わない口座の削除が完了したら、本記事「XMの口座における基本通貨を変更する手順・方法」の手順に沿って希望する基本通貨で追加口座を解説しましょう。

注意点③XM口座は90日間放置すると休眠口座になる

XM口座は90日間入出金や取引を行わず放置すると、休眠口座になります。

休眠口座になった場合、口座維持手数料として毎月5ドル(約700円)が引き落とされ、残高がなくなるまで続きます。

残高が5ドル未満の状態で90日間放置すると、口座凍結となり取引や入出金はもちろんログインすらできません。

さらに、口座凍結になってしまうと復旧することもできなくなります。

なお、休眠口座の状態であれば入手金や取引を行うと復旧され、口座維持手数料がかからなくなります。

しばらく利用する予定がない口座は、資金を一度出金し口座維持手数料がかからないよう対策しておくことも大切です。

注意点④追加口座を開設するには口座の有効化が必要

XMで基本通貨を変更するには追加口座の開設が必要で、追加口座を開設するには口座の有効化を済ませなければなりません。

つまり、取引や出金を行うためにも口座の有効化が必要になります。

追加口座の開設に関わらず、XMで最初の口座を開設したらそのまま口座の有効化も済ませてしまいましょう。

XM口座の基本通貨変更に関するよくある質問

XM口座の基本通貨は変更できる？

XMでは口座開設が完了すると、基本通貨は変更できません。
基本通貨を変更して取引したい場合には、追加口座を開設して希望する基本通貨を選択する必要があります。
追加口座を開設して基本通貨を変更する手順は、本記事「XMの口座における基本通貨を変更する手順・方法」にて解説しているのでチェックしてみてください。

XMの基本通貨は何種類から選べる？

XMで選べる基本通貨は、「JPY・USD・EUR」の3種類です。
選んだ基本通貨で入手金を行う必要があり、プラットフォーム上にも基本通貨の単位で表示されているので、慣れていない通貨を選ぶのはあまりおすすめできません。
基本通貨選びに迷ったら、JPYを選択しておきましょう。

XMの基本通貨をUSD・EURにするメリットは？

入出金のタイミングによっては、為替差益による利益を獲得できます。
例えば、1ドル130円の時にUSDに変換して入金を行い、1ドル140円のタイミングで出金すると1ドルにつき10円の利益を獲得できます。
仮に1万ドルの入出金を行った場合、利益は10万ドルにもなるのです。
ただし、入出金のタイミングによっては大幅な損失が発生するリスクもあるため、注意しておく必要があります。

【まとめ】XMの基本通貨を変更するには追加口座開設が必要！

この記事では、XM口座で基本通貨を変更する方法を解説しました。

口座開設が完了したXM口座では基本通貨を変更できないため、追加口座を開設する必要があります。

追加口座の開設は、XMマイページから1分程度で開設可能です。

ただし、日本円以外を基本通貨に設定する場合、選んだ通貨で入出金しなければなりません。

入出金時には為替手数料がかかり、レート変動によって資金が減少するリスクも考慮しておきましょう。

基本通貨選びに迷ったら、使い慣れている日本円がおすすめです。