「ランドセルって無料寄付ができるの」「どこに寄付すればいいの?」
本記事ではこのような疑問をお持ちの方に向けて、ランドセルの寄付先について詳しく解説していきます。
ランドセルは無料での寄付が可能ではありますが、送料を考えると完全に無料とは言えません。
そのため、しっかりと料金をチェックしておくことが大事です。
ぜひ本記事を参考にしていただき、納得のいく方法でランドセルの寄付・処分をしてくださいね。
ランドセルの無料寄付ができるおすすめの会社4選
それではさっそくランドセルの無料寄付ができるおすすめの会社を4つ紹介していきます。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
KIFUcoco
業者名 | KIFUcoco |
持ち込み | 可能(無料) |
送料 | 自己負担 |
寄付先 | 日本赤十字社・ハタチ基金・神奈川子ども未来ファンド・横浜市社会福祉基金子どもの貧困対策・仙台ふるさと応援寄附子育て支援・京都市はぐくみ未来応援事業・SOS子どもの村JAPAN |
送付先 | 〒731-0214 広島市安佐北区可部町桐原822 |
ホームページ | https://kifucoco.com/ |
KIFUcocoは寄付先を選ぶことができる会社です。
日本赤十字社・ハタチ基金・神奈川子ども未来ファンドなどなど、さまざまな寄付先があります。
また送ることができる物も多岐にわたり、ランドセル以外を寄付したい方にもおすすめの選択となっています。
この際、断捨離などをして要らなくなった物を寄付してみてはいかがでしょうか。
なお予約は不要なので、好きな時に送ることができますよ。持ち込みも可能なので、広島に住んでいる方は直接足を運ぶのも一つの手です。
リボーン
業者名 | リボーン |
持ち込み | 不可 |
送料 | 自己負担(2,600円の回収キット購入時は送料無料) |
寄付先 | 海外 |
送付先 | 〒501-2571 岐阜県岐阜市太郎丸向良162 |
ホームページ | https://www.kataduke-kaitori.com/reborn/ |
リボーンは海外へ寄付を行っている会社です。
寄付されたものを、海外で現地販売し売上の一部を寄付し、ワクチンの提供をしています。
2023年の7月12日時点では218,567人分のワクチンを寄付しており、非常に信頼ができます。
なお、2,600円で専用回収キットを購入することもでき、購入した場合は15人分のワクチンを寄付してもらえます。また、専用回収キットを購入した場合は送料が無料になります。
ランドセルを入れるダンボールがない場合は、キットの購入も検討してみましょう。
パワーセラー
業者名 | パワーセラー |
持ち込み | 可能(無料) |
送料 | 自己負担 |
寄付先 | フィリピン・カンボジアなど |
送付先 | 〒351-0015 埼玉県朝霞市幸町3-11-26 |
ホームページ | https://www.2060.jp/qanda/568.html |
パワーセラーは不用品回収と買取を行っている業者で、途上国支援も行っています。
ランドセルは無料回収してもらえて、途上国の子供達へと届けてもらえます。
ほかの会社と同じように利用料は無料ですが、送料がかかるので注意しましょう。
ただし、持込が可能で持込した場合は送料はかからず完全無料で寄付をしてもらえます。埼玉県に住んでいる方は持ち込みも検討してみましょう。
エコトレーディング
業者名 | エコトレーディング |
持ち込み | 可能(無料) |
送料 | 自己負担 |
寄付先 | フィリピン・タイ |
送付先 | 〒485-0072 愛知県小牧市元町2-181 |
ホームページ | https://eco-friendly.site/ |
エコトレーディングはフィリピンやタイなどへ寄付を行っている会社です。
ホームページでは支援している子ども達の一例や団体の活動、報告などが確認できて、寄付したことによる効果が目に見えて分かりやすいのが魅力です。
ランドセル以外にも非常に多くの物を受け付けているので、ほかにも不要で寄付できる物はないか確認しておくと良いですよ。
持ち込みも可能なので、愛知県に住んでいて送料を節約したい方は持ち込みを検討してみましょう。
ランドセルの無料寄付に関する注意点
ここからはランドセルの無料寄付に関する注意点を紹介していきます。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
送料は自己負担となるため完全無料にはならない
これまで紹介しているように、ランドセルを寄付する場合は基本的に送料が自己負担となります。
そのため、完全無料での寄付は持ち込みをするほかありません。
先ほど紹介した、KIFUcocoは広島県、パワーセラーは埼玉県、エコトレーディングは愛知県にあるので、県内に住んでいる方は持ち込みを検討してみましょう。
あまりに距離がある場合は手間がかかってしまいますし、送料分よりもガソリン代のほうが高くついてしまう場合もあるので注意してください。
近くに寄付できる会社がない場合は、送料をかけて寄付をしましょう。
有料寄付で送料無料の団体のほうが良い可能性がある
本記事では無料寄付ができる会社を紹介しましたが、有料寄付で送料無料になる会社・団体も数多くあります。
送料は送付先の住所やダンボールの大きさによって決まるため、場合によっては「ジョイセフ」「セカンドライフ」などの有料寄付で送料無料の会社や団体に贈った方が安くなる可能性があります。
そのため、費用をできるだけ抑えて寄付をしたいなら、有料寄付の会社や団体も候補の一つとして考えておきましょう。
寄付でなければ完全無料で処分できる
ランドセルは寄付以外の方法であれば、完全無料で処分ができます。
寄付は支援ができるだけでなく環境にも良いため、非常に良い方法ではありますが、寄付によって金銭的に負担があるなら無理に行う必要はありません。
また、寄付でなくても環境にやさしい処分方法はあります。
自分に合った方法で処分をしましょう。
ランドセルを無料で処分する方法
ランドセルを無料で処分する方法としては以下の5つが挙げられます。
「無料で寄付できないなら無料で処分したい」と考えている方は、ぜひ参考にしてくださいね。
ジモティーで譲る
最もおすすめなのがジモティーで譲る方法です。
ジモティーとは地域のコミュニティサービスで、さまざまな助け合いをすることができます。
ランドセルを処分する際は、ジモティーの「売ります・あげます」のサービスが活躍します。
ジモティーの「売ります・あげます」のサービスは、自分にとって不要な物を必要としている人を探せるサービスです。
無料で譲ることもできますし、有料で売ることも可能です。
利用手順は以下の通りです。
- 1.ジモティーに会員登録をする
- 2.ジモティーにランドセルを出品する
- 3.希望者が現れたら取引方法を相談する
- 4.希望者と直接会ってランドセルを譲る
ジモティーはフリマサイトなどと違って、ダンボールで送るのではなく、直接会って渡すのが一般的です。
そのため、送料の負担はありません。
また、基本的に貰う側が譲る側の自宅まで足を運ぶことが多いので、こちらとしては手間もかかりません。
つまり、手間なくスムーズにランドセルを必要としている人に渡せます。
環境にも優しいですし、人の役にも立てるので、非常におすすめですよ。
知人や親戚に譲る
知人や親戚で必要としている人がいるなら譲ってあげましょう。
ジモティーで譲るのと同じように、環境にやさしいですし人の役にも立てます。
知人や親戚で小学生になる子がいるなら、一度聞いてみてはいかがでしょうか。
フリマサイトで売る
フリマサイトで売るのも一つの手です。
ランドセルは中古でも必要としている人は数多くいます。
知っての通りランドセルは高価なので、家庭環境によっては新品を買うのが難しいことも少なくないです。
フリマサイトを使えば、自分としてはお金を受け取れてお得ですし、相手からしても格安でランドセルが購入できます。
出品に多少手間はかかりますが、家計の足しにしたいならぜひとも利用してみてください。
- 1.フリマサイトに会員登録する
- 2.フリマサイトにランドセルを出品する
- 3.購入されたらランドセルを発送する
フリマサイトは「メルカリ」「ラクマ」「ペイペイフリマ」などがあります。
どのフリマサイトも一長一短ありますが、最初はメルカリを選んでおけば間違いないでしょう。
利用者数が多いですし、発送もしやすいので初めてでも使いやすいです。
なお、出品時の設定にもよりますが、基本的に送料は自己負担となります。
そのため、送料分よりも高く売らなければ赤字になってしまいます。
しっかりと送料と商品価格のバランスを考えたうえで、売るようにしましょう。
なお、新学期まで時間が空いていると購入を希望する人が少なくて売るのが難しいため、フリマサイトでランドセルを売る際は、できるだけ新学期前に出品することをおすすめします。
リサイクルショップで売る
ランドセルはリサイクルショップで売る方法もあります。
リサイクルショップはフリマサイトに比べると価格は低くなる傾向にありますが、買取対象になっていればその場ですぐに売れるのが魅力です。
利用方法は以下の通りです。
- 1.リサイクルショップにランドセルが売れるか事前に確認する
- 2.任意の方法でリサイクルショップにランドセルを買い取ってもらう
- 3.買取金額を受け取る
事前にランドセルを買い取ってもらえるかは、必ず確認しましょう。
ランドセルの買取を行っていないお店も数多くあるので、事前に確認をしないと無駄足になりかねません。
買取方法はリサイクルショップによって異なり、店舗まで持ち込む方法のほかに、出張買取や宅配買取が利用できることもあります。
店舗への持ち込みはすぐに現金化したい方、出張買取は家から出ずに買取をしたい方、宅配買取はスタッフと会わずに買取をしたい方におすすめです。
自分に合った方法で売りましょう。
自治体で不燃ゴミや可燃ゴミとして処分する
「とにかく無料で手間なく処分したい」と考えているなら、自治体の不燃ゴミや可燃ゴミとして処分しましょう。
ランドセルは一般的な不燃ゴミ・可燃ゴミとして処分が可能です。
ゴミ袋に入れて収集日に捨てるだけなので、手間は一切かかりません。
不燃ゴミか可燃ゴミかは、自治体によって異なるのでホームページなどからチェックしておきましょう。
なお、一部の自治体では粗大ゴミ扱いとなり、処理のためにお金がかかることもあるので注意してください。
不要になったランドセルはどうしている?
これまで紹介しているように、不要になったランドセルは寄付をしたり、ごみとして処分したり、売ったりできます。
ですが、そのまま保管をしたり、小物にリメイクをする人も一定数います。
無理に処分をする必要はないので、これらの方法についてもチェックしておきましょう。
そのまま保管する
不要になったランドセルは、そのまま保管をする人が一番多いようです。
特に「使い道がなく捨てる気にもならない」「思い出の品だから捨てられない」という考えの人が多く、そのままにしているとのこと。
実際ランドセルは子供が6年間も使った思い出の品で、大人になってから「捨てなければ良かった」と感じる可能性も少ないないでしょう。
そのため、特に邪魔でないのならそのまま保管しておくのも一つの手ですよ。
小物にリメイクする
ポーチやパスケースにリメイクする人も少なくありません。
ランドセルはヌメ革や牛革など、品質の良い皮でできていることも多く、リメイクをしても趣のある小物として生まれ変わります。
実際ネット上にはランドセルのリメイク方法を紹介しているページも多くあり、SNSでもランドセルをリメイクした小物の画像をアップしている人が多数見られます。
リメイクをするのに自信がある方は、ぜひとも挑戦してみてくださいね。
まとめ
ランドセルは無料での寄付が可能です。
ただし、送料は自己負担となるため、完全無料で寄付をするには、実際に持ち込みをする必要があります。
持ち込みをするにしても、寄付ができる会社が少ないので、住んでいる地域によっては、処分方法は工夫する必要があります。
ランドセルの処分はさまざまな方法で行えるので、自分に合った方法を見つけてくださいね。