試用期間でパートを退職したい方へ!伝え方や注意点を解説

試用期間でパートを退職したい方へ!伝え方や注意点を解説

パートで働き始めたものの、仕事内容が合わなかったり、人間関係に悩み、辞めたいと思うことは
誰にでもあります。

ですが働きはじめて試用期間中などの場合、すぐに辞めてもいいのか、会社側に迷惑を掛けるのでは?
と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

今回は試用期間中の退職について伝え方や注意点などをわかりやすく解説していきます。

要注意

アルバイトを辞めるか悩んでいる人は、バックれるのだけは絶対に止めてください。
懲戒解雇や損害賠償をされてしまった事例が数多く存在します。

アルバイトも正社員と同様に雇い主と雇用契約を結んでいる立派な従業員です。
アルバイトで人生を棒に振らないためにも、退職する時にはどんな形であれ退職の意思は必ず伝えるようにしましょう。

試用期間でパートを退職したい方へ!まとめ
  • 結論:パートを試用期間中に退職することは可能!
  • パートでもバックレて辞めると損害賠償のリスクがある
  • 試用期間中にパートを辞める際に最適な退職理由は体調不良
  • 退職代行を使えば、パートを即日退職出来る!
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目次

パートの試用期間とは?定義を確認しよう!

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正社員や契約社員はもちろん、最近ではパートやアルバイトでも試用期間を設けるのが当たり前になりつつあります。

試用期間とは、雇用側と雇用された側の両者が今後もここの職場で働くことができるのかを判断するための期間です。

そのため、試用期間中に合わないと感じた場合は退職しても全く問題ありません。

雇用形態などにもよりますが、一般的に試用期間は1ヶ月~3ヶ月ほどとなります。
退職を伝えるタイミングに関しては、いつまでに伝えなければならないといったルールもありません。

試用期間中にパートを辞めることは可能!

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上記で説明した通り、試用期間はこの先も仕事を続けられるかを判断するための期間であるため、合わないと感じたら退職しても全く問題ありません。

働きはじめてすぐなので、周りに迷惑がかかるのでは?と考える方もいますが、試用期間中は職場の一戦力として考えられていないため退職しても大きな影響はないでしょう。

中には人が足りておらず、引き止められたりする場合もあるかもしれませんが、この職場で働き続けるのが無理だと感じた場合はすぐに伝えるべきです。

また試用期間中にパートを辞められる理由を詳しく知りたいという方は、試用期間で退職したいパートの方へ!退職のコツを解説しますも併せて読んでみると良いでしょう。

正し、試用期間中に即日パートを辞める事は難しい

試用期間中にパートを辞めることは、どのタイミングであっても問題ないのですが、即日退職は基本的にできません。

試用期間関係なく、仕事を辞める場合は2週間前までに退職の意思を伝えることが法律で定められているからです。

そのため、最短でも2週間は出勤する必要があります。

即日退職ができる条件としては、自身の体調不良や家族の看病など”やむを得ない事由”があり働くことが厳しいと判断される場合やパワハラやセクハラなど会社が原因で退職する場合のみとなります。

また、この条件に当てはまらない場合でも、会社側が即日退職に合意した時は即日退職が可能です。

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試用期間中にパートを即日退職するなら退職代行を使おう

試用期間中にパートを即日退職するなら退職代行を使おうのイメージ

試用期間中にパートを即日退職することは基本的に難しく、条件に当てはまらないと最低2週間は出勤する必要があります。

ですが、中には我慢の限界でこれ以上出勤したくないと感じている方もいるのではないでしょうか?
そのような場合におすすめするのが「退職代行サービス」です。

退職代行サービスとは、名前の通りあなたの代わりになり、専門スタッフが退職に関する作業を全て代行してくれるものです。

退職に関する知識が豊富であり、最短で負担なく退職することが可能です。

体調不良や家族の看病で即日退職したいのに、上司や店長が話を聞いてくれない場合や逆に怒られたりして困っている方などは、一度退職代行業者に相談してみるといいでしょう。

今の状態に関して的確なアドバイスをしてもらえるだけでなく、そのまま依頼することもできます。

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試用期間中にパートを辞めるまでの流れ

試用期間中にパートを辞めるまでの流れのイメージ

試用期間中にパートを辞める場合、3つのステップがあります。

試用期間中にパートを辞めるまでの流れ
  • STEP①退職の意思を正社員の人や店長に伝える
  • STEP②合意が得られたら退職届を提出
  • STEP③備品や制服などを返却し、必要書類を受け取る

各ステップについて詳しく見ていきましょう。

STEP①退職の意思を正社員の人や店長に伝える

まず1つ目のステップとしては正社員や店長に退職したいという意思を伝えます。

ほとんどの場合、退職したいと思った理由について聞かれるので、意思を伝える前にある程度考えておくようにしましょう。

忙しい時間帯などに伝えると聞いてもらえなかったり、怒られる可能性があるため、相手が忙しくない業務前や業務後に伝えるようにします。

どうしても勤務時間の関係で無理な場合は、いきなり伝えるのではなく「お伝えしたいことがありますので、後で少しお時間をいただけないでしょうか?」といった感じで時間をもらうようにしましょう。

STEP②合意が得られたら退職届を提出

退職に対し会社側の合意が得られた場合は「退職届」を提出します。
退職届とは、退職するという決定事項を明確にして事務手続きの記録として必要です。

小さなお店や個人経営の職場などでは、話し合いのみで退職する流れとなる場合もありますが、後々証拠として残らないためトラブルになる可能性がありますので提出するようにしましょう。

また、退職後に失業給付を受けたりしながら転職活動を進める予定である場合、離職票が必要となります。
退職届が提出されていないと発行できないという可能性もあるので注意が必要です。

STEP③備品や制服などを返却し、必要書類を受け取る

退職日が決定し、退職届を提出した後は、必要に応じて業務の引き継ぎを行います。
また、制服や作業道具などを貸与されている場合はお店側に返却するようにしましょう。

制服を返却する場合、そのまま返却するのではなく、洗濯したり必要に応じてクリーニングに出してから返すようにします。

また、退職後に失業保険の給付を受けたり、新しい職場で働き始める場合に必要となる書類があるので、事前に調べて会社側から受けとるようにします。

研修中のパートを辞める際の切り出し方【タイミング・手段】

研修中のパートを辞める際の切り出し方【タイミング・手段】

正社員でもパートでも、辞めることを伝えるのは勇気がいります。特に研修中のように、職場に入ったばかりだと「すぐ辞めるなんて非常識」「このくらいで辞めるなんて甘えだ」などと、言われないか不安に感じる人も多いでしょう。

しかし退職は切り出すタイミングや手段を実践するだけで、退職日までの職場の居心地の良し悪しが全く変わってきます。

研修中のパートを辞める際の切り出し方
  • 試用期間中に退職する場合は、14日前までに伝えておく必要がある
  • 切り出すタイミングはパート終わり・パート前がベスト!
  • パートを辞めることを伝える手段は直接が一般的

試用期間中の退職でも、職場の人達から暖かく送り出してもらえるようにしましょう。

試用期間中に退職する場合は、14日前までに伝えておく必要がある

「退職の意志を伝えてから2週間経たないと退職できない」と民法で定められています。

当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。(民法627条抜粋)

しかし、円満退職をするためには「職場に迷惑をかけない時期」を心がけなければいけません。試用期間中に退職を伝えるときは、職場の就業規則で「何ヶ月前に伝える必要があるのか」確認するようにしましょう。

就業規則に定められている退職を切り出す時期は職場によって異なりますが、1~2ヶ月が一般的です。退職は切り出す時期が早いほど、職場は余裕を持って求人を出すなど新しい人を雇い入れる準備ができます。

退職を切り出す時期は就業規則に従うのがベスト!遅くとも14日前までには伝えると覚えておきましょう。

切り出すタイミングはパート終わり・パート前がベスト!

パートを辞めることを切り出すタイミングは職場の人達への配慮が重要になります。

まず切り出すタイミングはパート終わりやパート前がベストです。パートの時間前後なら業務時間外なので、上司と落ち着いて話をすることができます。

そして当然ですが、繁忙期やピークタイムといった忙しい時間は絶対に避けるようにしましょう。例えば飲食店だと、ランチタイムは忙しいので個人の退職の話に時間を割いている暇はありません。

さらにシフトで出勤日を決める職場では、次のシフトを組む前に退職を伝えましょう。もしシフトを作成してから退職を伝えると、シフトを組み直さなくてはならなくなります。そのためシフトの作成をしている人だけでなく、他の従業員の人達にも非常に迷惑です。

もし自分でタイミングを見極めるのが難しいときは、いきなり退職の話を始めるのではなく「少しお話があるのですが、ご都合のいいお時間はありますか?」とアポを取るようにしてみてください。そうすれば上司が時間を調整して、落ち着いて話をする時間を作ってくれるはずです。

パートを辞めることを伝える手段は直接が一般的

パートを辞める時はパート先の一番偉い人に直接伝えるのが一般的です。いきなり伝えるのは難しいので、伝えたいことを先にまとめておきましょう。

退職をうまく伝えるポイント
  • 退職の意志ははっきりと伝える…例:○○なので△月いっぱいで退職させていただきます
  • 上司や職場への感謝の気持ちを伝える…例:ご指導いただき、とても感謝しております

退職の意志は「辞めさせていただいてもよろしいでしょうか?」と、たずねる形で伝えてしまうのはおすすめしません。なぜなら「気持ちはわかったから、研修が終わるまでは続けてよく考えて欲しい」など、引き止められてしまう可能性があるからです。辞めたい気持ちをはっきりと伝えるようにしましょう。

また感謝の気持ちを伝えると、上司に好印象を与えやすいです。嫌いな上司に心から感謝するのは難しいかもしれませんが、上司も人間です。あなたから一言でも感謝の言葉を聞ければ、対応が優しくなるでしょう。

法律上は電話やメール、LINEで伝えても問題ない

退職は民法や労働基準法などの法律で様々な条件が定められています。しかし「退職の伝え方」に関して定めている法律はありません。つまり法律上は電話やメールLINEを利用して退職を伝えても、自分で直接伝えたのと同じ効果があるということになります。

パートを辞めることを伝える手段として直接伝えるのが一番一般的です。しかし体調が悪くてパート先に出勤するのが困難な場合や上司が出張などでなかなか職場にいない場合、上司が怖くて2人きりになるのが辛い場合などには電話やメールといった方法を活用するといいでしょう。

ただし電話やメール、LINEはお互いの表情が見えないので相手の受け取り方によっては誤解を生むこともあります。伝える前にメモで内容をまとめ、要件を簡潔に伝えられるようにしておきましょう。

試用期間中にパートを退職する際の注意点

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試用期間中にパートを退職する場合、上記3ステップで辞める流れとなりますが、気をつけなければならない点があります。

試用期間中にパートを辞める場合の注意点

注意点①パートをバックレたり無断欠勤するのはダメ!
注意点②仕事中に知った情報や技術の流失には気をつける

この2つの注意点について解説していきます。

注意点①パートをバックレたり無断欠勤するのはダメ!

パートは正社員に比べ、簡単に始められたり辞められるといったイメージを持たれがちですが、会社に雇用されているという点では正社員と同じです。

「パートならきっと大丈夫」といった安易な考えて無断欠勤したりバックレたりしようとする人がいますが、絶対に辞めましょう。

バックレたりしたことが原因で会社に大きな損害を与えた場合など、損害賠償を請求される可能性があります。

また、周りの家族などにも連絡が入ったりするので様々な人に迷惑をかけてしまいます。

次の転職などに必要な書類に関しても、最終的には発行してもらえますが受け取り時に怒られたりして、余計に負担がかかるので絶対に辞めましょう。

注意点②仕事中に知った情報や技術の流失には気をつける

試用期間中は、教育がメインとなり会社や各業務の情報を教えてもらったりします。

このような情報の中には社外秘のものもあり、外部に漏れることで大きな損失となるものもあります。

退職したからといって、パート中に知り得た情報を何でも周りに話してしまい、会社に損害を与えてしまうと訴えられたりするリスクがあります。

周りに仕事のことを話すのは問題ないのですが、その内容には注意しましょう。

特に会社の口コミサイトなど、インターネット上に書き込んだりする場合は、多くの人に閲覧されるため注意が必要です。

試用期間中にパートを辞める際に最適な退職理由

試用期間中にパートを辞める際に最適な退職理由のイメージ

試用期間中に辞めたいと感じた場合でも、その理由によっては引き止められたり怒られたりする可能性があります。

引き止められにくい退職理由を伝えることも大切です。

試用期間中にパートを辞める際に最適な退職理由
  • 理由①体調不良でパートを続けるのが難しい
  • 理由②家族の仕事を手伝うことになった
  • 理由③人間関係や社風に馴染めない

この3つの退職理由について解説していきます。

理由①体調不良でパートを続けるのが難しい

パートを辞める最適な理由の1つ目が体調不良による退職です。

働き始めたものの、生活リズムに慣れなかったりどうしても体力がついていけず、体調を崩してしまったりした場合、無理して働かせるわけにはいきません。

体調不良を退職理由として伝える場合には「なんとなくダルいから」「しんどい」などと伝えるのではなく、なるべく病院を受診して正確な病名などを伝えるといいでしょう。

特に身体的にではなく、精神的に辛いといった場合には周りからみてわかりにくいことがあるので、診断書などがあるとよりスムーズに辞められます。

理由②家族の仕事を手伝うことになった

家族が個人経営などをしている場合は、その仕事を手伝う必要があるからと退職するのも問題ありません。

仕事を手伝ったりお店を継ぐために辞めるといった場合、なぜ今のタイミングで辞めることになったのかも伝えるようにしましょう。

家族の体調不良がその理由となります。

ただただ、家族の仕事を手伝うので辞めると伝えただけでは、人によっては「入社前からわかっていたことでは?」と怒られたりする可能性もあるので注意が必要です。

理由③人間関係や社風に馴染めない

試用期間中はお互いがこの職場で働いていけるかを判断するための期間であるため、働いてみたものの社風や人間関係、仕事内容が合わなかったと正直に伝えても全く問題ありません。

辞めたいと思った点を正直に話して良いのですが、注意点として会社の悪口などは極力避けるようにしましょう。

「〇〇さんのこういうところが嫌い」「この手順は効率が悪すぎて合わない」など悪口のようになってしまうと、聞いている側はいい気持ちがしませんし、辞めるまでの間気まずくなってしまう恐れがあります。

内心そう思っていたとしても、相手にも気を使った言い方で伝えるようにしましょう。

試用期間中にパートを辞めた人の体験談

試用期間中にパートを辞めた人の体験談のイメージ

試用期間中にパートを辞めることについて解説してきました。

働きはじめてすぐであっても辞めることに全く問題はなく、むしろ本採用に辞めるよりも迷惑をかけずに済みます。

ですが、職場の環境はそれぞれで退職の意思を伝えた時の反応やその後の流れは異なります。

ここでは実際に試用期間中に退職した人の体験談を3つ紹介していきます。

体験談①試用期間中、1週間で辞めた20代女性

体験談の1つ目は、働きはじめて約1周間で辞めることになった女性の体験談です。

20代・Aさん20代・Aさん

仕事の内容自体はそこまで難しくはなく、すぐに覚えられる内容だったのですがとても単調であり、ひたすらこなすという感じでした。

はじめの数日間は慣れていないということもあり、そこまで苦痛に感じていなかったのですがどんどん楽しくなくなってきて辞めようと決意しました。

忙しい時期のようだったのでもう少し経ったら伝えようと思っていたのですが、他の人が辞めることになりこのままでは辞められなくなると感じ、退職の意思を伝えました。

引き止められたりするのでは?と不安だったのですが、上司もこの状況には慣れているようであっさり認められ2週間くらいで辞める流れとなりました。

辞めたいと思ったタイミングで伝えて良かったと思っています。

体験談②試用期間3か月目で退職した20代男性

次の体験談は試用期間が終わる3ヶ月目で退職した20代男性の体験談です。

20代・Bさん20代・Bさん

パートの試用期間で3ヶ月間働く中で、先輩社員さんからはいろんなことを丁寧に教えてもらい、仕事内容自体もそこまで苦痛に感じるものではありませんでした。

一定の期間ごとで複数の作業を集中して学んでいく形だったのですが、3ヶ月目になり全体の流れがある程度把握できてきたところで、働く時間が聞いていたよりも増えることを知りました。

人手が足りていないらしく、最初に希望した休みの日数以上の出勤をお願いされそうになっていたため、試用期間中に辞めることにしました。

仕事自体は嫌ではなかったため、正直に退職理由を伝えたところ多少引き止められましたが、すぐに辞めることができました。

試用期間だから特別変わったこともなく、すぐに辞めたいと伝えてよかったと思っています。

体験談③パワハラを受け試用期間で退職した30代女性

最後に会社でパワハラを受け試用期間に退職した女性の体験談をご紹介します。

30代・Bさん30代・Bさん

働きはじめてすぐの頃は全く問題なく、仕事内容に不満もなかったのですが、慣れてくるにつれていろんなことを任せられるようになりました。

できて当たり前といった感じになり、ミスをすると必要以上に怒られ辛くなり辞めることを決めました。

辞めると伝えると何かしら嫌味を言われることをわかっていたので、はじめて退職代行を利用しての退職です。

依頼した後は、本当に何もすることなく退職が決定し、途中経過などもスタッフに聞けたので安心できました。

上司は特に反抗したりすることもなかったようで、最後に退職届と貸与品を郵送で返却し必要な書類に関しても郵送で送ってもらえたので依頼後は一度も出勤していません。

試用期間中にパートを退職する際によくある質問

試用期間中にパートを退職する際によくある質問のイメージ

試用期間中にパートを退職する上で不安に思うことや疑問に思うこともあるのではないでしょうか。

試用期間中のパート退職に関するよくある質問
  • 試用期間中に辞めるのは迷惑ではないでしょうか?
  • 試用期間中に辞めるのが気まずい場合どうすれば良いですか?
  • 試用期間満了後に、 更新しなくても大丈夫?

今回はこの3つの疑問について解説していきます。

試用期間中に辞めるのは迷惑ではないでしょうか?

試用期間中は雇う側と雇われる側の双方が、今後もこの職場で働いていけるかを判断するための期間です。

そのため、期間中に無理だと感じたら辞めても全く問題ではありません。

一般的に試用期間中は教育がメインとなり、本採用となってから一戦力として数えられる流れとなるので辞めたからといって大きな迷惑をかけることもありません。

無理して働かれたり、その後に体調不良などで急に辞められたりする方が、かえって迷惑をかけてしまいます。

試用期間中に辞めたいと感じたら、すぐに伝えるべきです。

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体調不良を理由にパートを試用期間で退職することは出来る?

もちろん体調不良を理由にパートを退職することはできます。

退職について民法第628条では以下のように定められています。

当事者が雇用の期間を定めた場合であっても、やむを得ない事由があるときは、各当事者は、直ちに契約の解除をすることができる。この場合において、その事由が当事者の一方の過失によって生じたものであるときは、相手方に対して損害賠償の責任を負う。

体調不良でパートを続けられないというのは「やむを得ない事由」にあたるので、すぐに退職することが可能です。

しかし試用期間中に体調不良となると「嘘なんじゃない?」と上司が疑ってくることもあります。上司が疑り深いタイプなら、退職を伝えるときに診断書を一緒に提出しましょう。診断書は「病気などの症状を医師が証明する書類」なので、あれば退職の大きな後押しになるはずです。

試用期間中に辞めるのが気まずい場合どうすれば良いですか?

基本的に、試用期間中など関係なく辞める権利は誰にでも当たり前にある権利なので、周りの反応を気にする必要は全くありません。

辞めることを伝えると嫌味を言われそうであったり、伝えた後に退職日まで働くのがどうしても辛いという場合、退職代行の利用をおすすめします。

退職代行サービスに依頼後は、退職に関する作業を全て専門のスタッフが代行で進めてくれるので、上司と話したりすることは一切ありません。

また、条件が整えば即日退職も可能ですし、退職日まで欠勤するなどして出勤せずに辞めることもできます。

仕事環境や辞める際の状況はケースにより対応が変わるので、まずは無料相談を利用して依頼するとどのような流れになるのかを聞いてみるといいでしょう。

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試用期間満了後に、 更新しなくても大丈夫?

パートの試用期間が終わり、辞めたいと感じていた場合は退職して全く問題ありません。

また、試用期間は雇用の期間を定めた契約ではないため、途中で辞めたいと思った場合には期間が満了していなくても辞められます。

契約社員など、期間に定めのある契約をしている場合は辞められない可能性もあります。

入社時の契約にもよりますが、退職を伝えた際に期間を理由に断られたり引き止められたりしている場合、弁護士や退職代行業者に相談してみることをおすすめします。

試用期間中は一戦力として数えられていることはほとんどなく、途中で辞めても迷惑はそれほどかかりません。

試用期間で退職する場合、退職届はいつまでに提出すべき?

退職届は退職日が決まったら、提出するようにしましょう。退職届には「○○までに提出しなければならない」といった明確な決まりはありません。しかしなるべく早く提出しておいた方が、提出漏れを防げます。

また退職届は「上司に直接渡す」か「内容証明郵便で職場に送付する」ようにしましょう。誰かに代わって渡してもらうのは絶対にNGです。

本来パートやアルバイトは、退職届を提出する必要がないのが一般的です。しかし退職届は「パート先に退職を了承してもらったという証拠」になるので、よほどの理由がない限り受け取ってもらうようにしてください。

口頭だけで退職を了承してもらうと、後になって「言った・言わない」のトラブルになるかもしれません。スムーズに退職するために、できる限りリスクを回避する対策は行っておくべきです。

パートを試用期間で辞めた場合、履歴書に記載すべき?

履歴書の職歴欄は何を書くべきか非常に迷いますよね。原則として正社員で働いていた場合、たとえ短期であっても全て記入する必要があります。また雇用形態に関係なく、その職場で雇用保険や社会保険に加入していたときには記入するようにするといいでしょう。

もし社会保険などに加入していた場合は、どんなに隠していても入社後に新たに加入手続きをする際に「加入履歴」から前職がバレることがあるので注意が必要です。

しかしパートで働いている人は、社会保険や雇用保険の加入条件を満たしていないことが多いです。その場合は試用期間中に辞めたパート先を、書きたくなければ書かなくても問題ないです。

また記入する場合もわざわざ「試用期間中に退職」と書く必要はありません。通常の退職と同じく「一身上の都合により退職」としておきましょう。

どうしても辞めると言いにくい場合は退職代行がおすすめ

どうしても辞めると言いにくい場合は退職代行がおすすめのイメージ

使用期間中に退職するのは何の問題もないのですが、周りの視線が気になったり申し訳ない気持ちがあることから、辞めると言いにくいという人もいるのではないでしょうか。

また、上司や店長がとにかく怖く退職すると伝えたのに引き止められたり認められなかったというケースもあります。
そのような場合は「退職代行」の利用がおすすめです。サービス内容や利用の流れについて解説していきます。

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退職代行サービスとは

退職代行サービスとは、名前の通り退職に関する作業を代行するサービスであり、上司に退職の意思を伝えたり退職日について話し合ったりする必要は一切ありません。

上司と直接話す必要がないだけでなく、交渉中は自宅で待機しておくだけでいいので退職の負担を最小限に抑えることが可能です。

辞めたいのに辞めると言えない人や人間関係に悩んでいる人、すぐにでも今の仕事を辞めたい人などにおすすめのサービスとなります。

利用は正社員やパートなど雇用形態関係なく依頼ができます。

退職代行サービス利用の流れ

退職代行を利用する場合、どの業者に依頼しても基本的に退職前までの流れは同じです。
今回は「退職代行オールサポート」を例に流れを紹介していきます。

STEP.1
無料相談後に必要な情報を伝える
まずは無料相談で状況を説明し、依頼が決定した後は個人情報や希望退職日、退職理由、会社情報などを伝えていきます。
STEP.2
料金を支払う
依頼料金は基本的に先払いであり、退職代行オールサポートの場合は一律29,800円で銀行振り込みかクレジットカード払い、各種決済サービスが利用可能です。
STEP.3
退職代行作業のスタート
料金の支払いが終わると、代行スタッフが会社との交渉をスタートしていきます。交渉中は自宅で待機しておくだけで何もする必要はありません。
STEP.4
退職届を郵送して退職完了!
退職に関する交渉が終われば、退職届と貸与品を一緒に郵送で会社へ送ります。その後退職に関する書類が会社側から郵送で送られてくれば退職完了となります。

基本的にこのような流れで退職代行作業が進みます。
この流れの中でわからないことがあれば、無料相談で質問してみるといいでしょう。

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退職代行を利用するメリット

退職代行を利用するメリットのイメージ

退職代行について解説してきましたが、一般的な退職と違い利用することで様々なメリットがあります。

退職代行を利用するメリット
  • 条件が合えば即日で退職することが可能
  • 店長や上司に引き止められる心配がない
  • 出勤せずにパートを辞められる
  • 最短でパートを辞めることができる
  • 有給消化や未払いの残業代請求ができる

これらのメリットについて詳しく解説していきます。

条件が合えば即日で退職することが可能

退職に関する決まりは、法律で定められており民法第628条では「やむを得ない事由がある場合は即日で契約を解除できる」と定められています。

やむを得ない事由とは、本人や家族の体調不良により働き続けることが難しい場合や、セクハラやパワハラ、いじめなど会社側が原因で仕事を辞めざる負えない状況などがあります。

そのため、人間関係などに悩み体調を崩している場合や、嫌がらせを受けているのであれば即日退職も可能です。

また、この条件に当てはまらないといった場合でも、会社側が合意すれば即日での退職ができます。

店長や上司に引き止められる心配がない

退職代行を利用すると、直接退職の意思を伝える必要がなく、人手不足などを理由に引き止められたり逆ギレされたりすることが一切ありません。

既に退職の意思を伝えているのに断られていたり、使用期間などで言いにくいといった場合でも安心です。

また、その後に会うのが気まずいと考えるかもしれませんが、依頼後は出勤しないまま退職する流れとなるので怒られたりすることもありません。

出勤せずにパートを辞められる

通常の退職をする場合、退職の意思を伝えてから退職日が決まり、それまでの間は働きながら後任の人に引き継ぎをしたり挨拶周りをします。

使用期間などである場合、他の人と良好な人間関係が築けていないことが多く、この辞めるまでの期間を苦痛に感じやすいと言えます。

退職代行を利用すれば、退職日まで有給を消化したり欠勤扱いにできるので、出勤しないまま会社を辞めることができます。

時間を効率的に使い、転職活動などをすぐにスタートすることも可能です。

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最短でパートを辞めることができる

職場が人手不足であったり繁忙期の場合、仕事を辞めると伝えても「今は人がいないから少し待ってほしい」「もう少し落ち着くまで待ってほしい」と引き止められることがあります。

また、一般的な退職にかかる時間は1ヵ月~3ヵ月ほどと言われています。

退職代行の場合、民法第627条に定められている2週間後を目安に交渉を進めていくので最短でパートを辞めることができます。

上記で説明してきた通り、条件が合えば即日での退職も可能です。

有給消化や未払いの残業代請求ができる

パートを使用期間で辞める場合、有給はついていなくても、サービス早出をしていたりタイムカードを押した後に残らされるといったケースがあります。

本来なら働いた分賃金が発生するのが当たり前なのですが、使用期間中に辞めることもあり言いにくいと感じている方もいるのではないでしょうか。

退職代行業者によっては、退職の代行作業だけではなく有給消化や未払いの残業代請求などを交渉することができます。
依頼をお願いする場合は、無料相談などで事前に伝えておくといいでしょう。

注意点

有給消化や残業代請求は、労働組合や弁護士事務所が運営する退職代行業者のみが行えます。

退職理由によって退職代行業者を使い分けよう

退職理由によって退職代行業者を使い分けようのイメージ

退職代行業者は多くありますが、どこに依頼しても同じサポートが受けられるというわけではありません。

サービスの内容や価格設定により下記のような3種類に分けることができます。

  • 一般企業が運営する退職代行サービス
  • 労働組合が運営する退職代行サービス
  • 弁護士事務所が運営する退職代行サービス

希望する辞め方によって最適な業者も変わります。

この3つの種類について解説していきます。

一般企業が運営する退職代行サービス

まず一つ目が一般企業の運営する退職代行サービスであり、サポートの範囲は退職の意思を伝えるだけとなります。

そのため、引き継ぎなどがあるから退職を少しまってほしいなどと会社側に要求された場合、反論したり交渉することができません。

既に揉めていたりと意思を伝えただけでは辞めれない状況にある方はおすすめしません。
依頼前に、どこまでのサポートが受けられるのか確認しておくようにしましょう。

労働組合が運営する退職代行サービス

2つ目が労働組合運営の退職代行サービスであり、最も依頼する人が多い種類となります。
一般企業とは違い「団体交渉権」があるため、退職に関する交渉が可能です。

そのため、有給消化や未払いの残業代請求をしたかったり、とにかく最短で辞めれるように交渉してほしいといった方に最適と言えます。
依頼料金に関しても2万円~3万円と安いためおすすめです。

業者の数が一番多い種類なので、依頼前には口コミや評判、体験談を調べるなどして失敗しないように注意しましょう。

弁護士事務所が運営する退職代行サービス

3つ目が弁護士事務所が運営する退職代行サービスであり、有給消化や未払いの残業代請求はもちろん、退職時時にあらゆる交渉が可能です。

退職する原因が、違法な労働環境であったりパワハラなどの嫌がらせであり、退職時に訴えたいといった場合には弁護士へ依頼するといいでしょう。

依頼料金は5万円~ほどとなっており、訴える場合などは別に成功報酬の数割を支払う必要があります。
オプションメニューが多くあるので、事前に見積もりなどをしておくようにしましょう。

試用期間でパートを退職したい方へ!

試用期間でパートを退職したい方へ!のイメージ

今回は、試用期間にパートを退職することについて解説してきました。

試用期間の退職は、働きはじめて間もないこともあり辞められないのでは?と考えられがちですが、逆に無理だと思った場合はすぐに辞めるべきタイミングと言えます。

特に心身ともに負担がかかっている場合などは、無理をせずすぐに伝えるようにしましょう。

どうしても言えなかったり引き止められている場合は、退職代行サービスを利用するなどして負担なく辞める方法もあります。
会社のことを全く気にしなくていいというわけではありませんが、自分を優先して行動するようにしましょう。

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