看護師で辞めたいと言えない方へ!選択肢と伝え方を紹介

看護師で辞めたいと言えない方へ!選択肢と伝え方を紹介

退職希望のA・Kさん

辞めたいけど、怒られそうで怖い

退職希望のY・Tさん

先輩や同僚に申し訳ない

退職希望のA・Kさん

引き止められたら辞めづらい

理由は様々ですが、看護師で辞めたいけど言えないとお悩みの方は多いようです。辞めたい職場で無理に働き続けるのは辛いですよね。

今回は看護師を辞めたい人に向けて、退職するために取れる選択肢や退職の伝え方などをまとめて紹介していきます。

看護師を辞めたいと言えないときはどうする?
  • 直接辞めたいと言えないならLINEやメールもアリ!
  • 看護師におすすめの退職理由は4つ
  • どんなに嫌いな職場でもSNSで悪口を書き込むのはやめよう
  • 看護師で辞めたいと言えないのなら、退職代行に頼ろう!
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目次

看護師で辞めたいと言えない時に取れる選択肢

看護師で辞めたいと言えない時に取れる選択肢

まず看護師をしていて「辞めたい」と言えない人が、退職するためにとれる方法はどんなものがあるのでしょう。

看護師で辞めたいと言えない時に取れる選択肢
  • 直接ではなくLINEやメールで辞めたいと伝える
  • 人の出入りが激しくなる年度末前に申し出る
  • 退職代行を頼る
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看護師で辞めたいと言えない時に取れる選択肢

退職は円満退職が社会人としてのマナーです。しかしどうしても辞められないときは、強引な手段に出る覚悟も必要です。

順番に解説していきますので、ご自身に合った方法を選択してください。

選択肢①直接ではなくLINEやメールで辞めたいと伝える

退職を伝えるときは、直属の上司に直接伝えることがマナーです。しかし「上司が怖くて直接伝えられない」「伝えようとしても逃げられてしまう」といったときには、LINEやメールを利用しましょう。

退職希望のY・Tさん

LINEやメールで伝えても大丈夫なんですか!?

退職代行オールサポートスタッフオルサポスタッフ

法律では、退職を伝えるのは直接でないといけないとは定められていません。つまりLINEやメールで伝えても大丈夫です。

日本には退職を伝える手段を縛る法律はないので、LINEやメールで退職を伝えるのは法律上問題ありません。

ただしLINEやメールで伝える場合でも、最初に伝えるのは「直属の上司」です。いくら上司に直接伝えにくいからといっても、院内のスタッフとのグループLINEや一斉メールで送ることはやめましょう。

選択肢②人の出入りが激しくなる年度末前に申し出る

看護師が人手不足の病院も多く、退職のタイミングが難しいです。「職場が忙しくて、辞めたいと言い出しにくい」と悩んでいるならば、年度末前に退職を申し出るようにしましょう。

年度の変わり目は、人事異動で病院内がバタバタと忙しくなります。退職する人も多いですが、自分の異動のほうが気になっている人も多いはずです。

そのどさくさに紛れてしまうと「あなた個人の退職」に大きく注目されずに、比較的すんなりと退職できるでしょう。人に気にされなければ「辞められていいね」など、職場内で嫌味を言われることもありません。

また年度末は、最も人員を補充しやすい時期です。後任が見つかりやすいタイミングであれば病院が人手不足になる可能性は低いので、職場に掛ける迷惑を軽減できます。

選択肢③退職代行を頼る

「自分で辞めたいと言えない」「年度末までなんて待てない!」という人は、退職代行に頼りましょう。

退職代行は「依頼者に代わって退職を伝えるサービス」です。看護師が退職代行を利用するメリットは、以下のようなものがあります。

辞めたいと言えない看護師が退職代行を利用するメリット

  • 自分で退職を言わなくていい
  • 病院に行かずに退職できる
  • 上司に会わずに退職できる
  • 退職しやすい時期まで待つ必要がない
  • 即日退職可能
  • 有給や未払残業代など退職の交渉が可能
  • 退職書類を確実に受け取れる

まだ看護学校を卒業して年数が経っていない場合、お礼奉公の真っ最中の人もいらっしゃるでしょう。

退職代行を利用すれば違約金を支払ったり残った債務を一括返済したりせずに、分割で支払っていく交渉をすることも可能です。

辞めたいと言えないことでお悩みならば、ぜひ利用を検討してみてください。

看護師を辞める際におすすめの退職理由【例文付き】

看護師を辞める際におすすめの退職理由【例文付き】

本来労働者には「退職の自由」が認められているので、どんな理由であっても退職するのは問題ありません。しかし理由によっては、強く引き止められたり職場での信頼関係を失ったりする場合があります。

ここでは引き止められにくく、トラブルになりにくい退職理由を4つご紹介します。

看護師を辞める際におすすめの退職理由
  • 体調不良により出社することが困難になった
  • 結婚して専業主婦になるので退職する
  • 両親の介護・面倒を見ることになった
  • 看護師とは別の業界に転職することにした
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体調不良により出社することが困難になった

体調不良になってしまった場合は、正直に事情を伝えて問題ありません。体調不良は法律上の「やむを得ない事由」にあてはまるので、即日退職も可能です。

ただし体調不良で退職をするときは、必ずと言っていいほど診断書の提出を求められます。診断書はあなたの症状を証明してくれるので、退職の強い味方になるはずです。

反対に体調不良が嘘の場合は、注意しましょう。特に看護師は職場が病院なので、ごまかしが効きません。

例文

以前より体調が悪く、検査したところ○○と診断され、医師からは治療に専念するように言われました。今の状態では業務をすることが難しいので、治療に専念するために退職させていただきたいです。

結婚して専業主婦になるので退職する

結婚は家庭の事情になるので、比較的引き止められにくい退職理由です。結婚しても退職せずに働き続ける人も多いです。しかし「専業主婦になりたい」「仕事を辞めることが結婚の条件」などと伝えれば、退職を認められやすいでしょう。

例文

この度結婚することになりました。結婚するに際しまして、相手に仕事を辞めて欲しいと言われております。私自身も家庭に入って、家事に専念したいと考えております。大変お世話になった職場なので、申し訳ない気持ちも大きいのですが、3月末で退職させていただきたいです。

また結婚後の出産・育児などライフスタイルが変わる節目は、引き止められにくい退職理由になります。

両親の介護・面倒を見ることになった

近年身内の介護のための退職は退職理由として大変多くなっており、社会問題にもなっています。介護は終わりがなく、体力的にも精神的にもしんどいことが多いです。

また看護部長などの上司も他人事でないことから、両親の介護は認められやすい退職理由でしょう。

例文

実家の母が倒れ、介護が必要になりました。私には他に兄弟もおらず、父は持病があって母の面倒を見ることはできないため、私が実家に戻って介護をしなくてはいけません。
大変急で申し訳ないのですが、退職させていただきたいです。

看護師とは別の業界に転職することにした

転職やキャリアアップといった前向きな退職理由は、他の職業でもおすすめの退職理由としてよく挙げられます。

前向きな退職理由を伝えるときには、2つのポイントがあります。

  • 目指したいものを具体的に示すこと
  • 今の病院では実現不可能であること

なんとなく「転職したい」とだけ伝えてしまうと、「本当かな・・・」と怪しまれてしまいます。また同じ業界内でのキャリアアップの話しだと「異動を検討するから」と引き止められてしまうかもしれません。

転職を退職理由にするときは、全く別の業界への転職を伝えるようにしましょう。

例文

以前より看護師のキャリアについて興味があり、この度看護師専門の転職・人材派遣会社に採用されることになりました。ここで経験させていただいたことを活かしながら、今度は看護師のキャリア形成のお手伝いをしていきたいと考えています。
大変ご迷惑をお掛けしますが、今年度末で退職させていただきたいです。

看護師を辞める時の伝え方【伝える人・手段・タイミング】

看護師を辞める時の伝え方【伝える人・手段・タイミング】

看護師を辞める時の伝え方は、「伝える人」「手段」「タイミング」がポイントになります。

看護師を辞める時の伝え方
  • 伝える人・・・看護師長もしくは看護部長など直属の上司
  • 伝える手段・・・基本は直接だが法律上に決まりはない
  • 伝えるタイミング・・・退職希望日の2週間前まで
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伝える人:看護師長もしくは看護部長など直属の上司

先にも少し触れましたが、伝える人は看護師長など直属の上司です。もし看護師長を飛び越えて病院の事務局などに伝えると、部下の管理能力が問われて上司の評価が下がってしまうかもしれません。

お世話になった上司に迷惑を掛ける行為は、できるだけ控えたいですよね。

また上司を無視してしまうと、上司との信頼関係が崩れて退職日まで職場で気まずい思いをしながら過ごすことになります。

退職日までトラブルなく過ごすには、直属の上司に伝えるのが一番だと覚えておきましょう。

伝える手段:基本は直接だが法律上に決まりはない

伝える手段の基本は「直接対面」です。ただしこれは社会人のマナーの話しであって、法律で決められているわけではありません。

「上司が怖くて直接では伝えにくい」「体調が悪くて出勤するのが難しい」といったときに、LINEやメールで伝えるのはアリです。

LINEやメールなら上司と顔を合わせずに話せるので、緊張せずに落ち着いて退職を伝えられますよね。

また自分で退職を伝えるのが困難なときは、退職代行の利用を検討しましょう。退職代行なら自分で直接「辞めたい」と言わなくても、確実に退職の意志を伝えることができます。

伝えるタイミング:退職希望日の2週間前まで

退職の意志を「退職希望日の2週間前までに伝える」というのは、民法第627条で定められています。

第六百二十七条 当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。
引用元:e-Gov検索 https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=129AC0000000089

つまり少し強引ですが「辞めます!」と伝えれば、どんなに病院に引き止められていても2週間で退職可能です。

ただし病院では、就業規則で退職を伝えるタイミングについてのルールが決まっています。当然病院のルールよりも法律のほうが優先されますが、就業規則にのっとって伝えたほうが円満退職しやすくなるはずです。

看護師を辞めたいと言えない時の注意点

看護師を辞めたいと言えない時の注意点

看護師の仕事が辛くて「一日でも早く仕事を辞めたい!」と、考えている人は少なくないはずです。しかしそんな辛い職場から脱出するからこそ、気をつけていただきたいことが3つあります。

看護師を辞めたいと言えない時の注意点
  • バックレて看護師を辞めると損害賠償のリスクがある
  • SNSなどに病院の悪口を書かないようにする
  • 早く伝えすぎると退職日まで気まずい期間が長くなる
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注意点①バックレて看護師を辞めると損害賠償のリスクがある

看護師のバックレは非常に危険です。民法第415条には以下のような定めがあります。

第四百十五条 債務者がその債務の本旨に従った履行をしないとき又は債務の履行が不能であるときは、債権者は、これによって生じた損害の賠償を請求することができる。ただし、その債務の不履行が契約その他の債務の発生原因及び取引上の社会通念に照らして債務者の責めに帰することができない事由によるものであるときは、この限りでない。
引用元:e-Gov検索 https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=129AC0000000089

看護師に照らし合わせて簡単にご説明すると「看護師が無断退職したことで大きな損害を被った場合、病院側は損害賠償請求ができる」ということです。

もちろん損害賠償請求するには手間や時間が非常にかかるので、必ずしも損害賠償請求されるとは限りません。しかし可能性がゼロではないのなら、リスクは絶対に避けるべきです。

どうしても「自分で退職を言いたくない!」「今すぐ病院を辞めたい!」という人は、退職代行に依頼して安全に退職しましょう。

注意点②SNSなどに病院の悪口を書かないようにする

どんなに病院の待遇が悪かったりパワハラがひどい上司がいたりしたとしても、SNSなどに病院の悪口は書き込まないようにしましょう。

最近は「炎上」という言葉がすっかり定着し、メディアでも頻繁に聞かれるほどSNSの書き込みは注目されています。安易にSNSに悪口を書き込むと、犯罪になるかもしれません。

  • 名誉棄損罪・・・公の場で病院の名誉を傷つける行為
  • 侮辱罪・・・相手に悪口を言って精神的にダメージを与える行為
  • 業務妨害罪・・・病院に悪影響となる情報を流して、社会的信用を貶める行為
  • 脅迫罪・・・病院に脅迫を行う行為

そのほかあなたの書き込みのせいで、病院で事件が起きた場合「殺人ほう助罪」や「自殺ほう助罪」になる恐れもあります。

「匿名だから大丈夫」「少しくらいいいだろう」なんて思っている人もいるでしょう。しかし警察はサイバー犯罪には目を光らせているので、一般的なSNSなら簡単に犯人を特定してしまいます。

注意点③早く伝えすぎると退職日まで気まずい期間が長くなる

先ほど退職を伝えるタイミングは、以下のようにご紹介しました。

  • 法律上では退職する2週間前まで
  • 病院の就業規則にのっとったタイミング

なかには「退職する覚悟が決まったから、さっさと伝えてしまいたい」と気持ちが抑えきれない人もいるはずです。

また「早く伝えておかないと、他の人に迷惑がかかる」と真面目に考えている人もいるでしょう。

しかし病院の看護師という世界の人間関係は狭く、女社会です。退職することが職場内に広まると、他の人から冷たい態度をとられたり「辞める人はいいわね」と嫌味を言われたりする恐れがあります。

早く伝え過ぎるとその期間が長くなってしまい、退職までに精神的に辛い思いをしなければいけません。もちろんそのような病院ばかりだとは言いませんが、用心に越したことはないでしょう。

看護師を辞めたいと言えなかった人の体験談

看護師を辞めたいと言えなかった人の体験談

ここでは「看護師を辞めたい」と言えなかったけど、どうにか退職できた人達の体験談をご紹介します。

新人看護師を辞めて幸せと感じている20代女性

新人看護師を辞めて幸せと感じている
ゆみさん

年齢:25歳
勤続年数:約3年
私はプリセプターになるのが嫌で退職しました。私の病院は人手不足で自分がプリセプティだったときもプリセプターの先輩は忙しく、しっかり教えてもらえることはありませんでした。3年目に差し掛かる段階になってもスキルが中途半端で、とてもプリセプターなんてできそうにもありませんでした。そこで看護師長にお断りしたのですが、聞き入れられず病院も簡単に辞められそうになかったので、退職代行に依頼することにしました。退職できるか不安でしたが、驚くほどすんなりと退職できてしまいました。今は家の近くのクリニックで、看護師を続けています。以前より給料は落ちてしまいましたが、ずっと楽しく仕事をさせてもらっています。

看護師を一か月で辞めた20代女性

看護師を一か月で辞めた
しおりさん

年齢:20歳
勤続年数:1ヶ月
こんなこと言うと甘いと思われると思いますけど、看護師はきつい!しんどい!覚悟してたけどあれほどとは思いませんでした。せっかく勉強したけど、向いてなかったです。退職代行はすごかったですよ!依頼したらすぐに動いてくれました。「もうだめだ」って思った当日に依頼したんですけど、その日に病院に退職を伝えてくれて退職できてしまいました。途中退職の違約金もなし!奨学金も分割の交渉をしてくれて本当に感謝しています。

看護師で辞めたいと言えないなら退職代行を頼ろう!

看護師で辞めたいと言えないなら退職代行を頼ろう!

看護師を自分で辞めたいと言えないなら、LINEやメールで伝えるという方法があります。しかしLINEやメールでも、直属の上司に伝えなくてはいけません。

伝えた後の引き止めや脅しが怖いときやお世話になった上司に伝えるのが後ろめたいときは、退職代行に依頼しましょう。

退職代行に依頼すれば自分で退職を伝えなくても、スピーディーかつ確実に退職することができます。

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