A・Kさん
Y・Tさん
「退職したい」と思いながら、切り出すのはなかなか勇気がいりますよね?人それぞれ切り出せないと感じる原因も異なるでしょう。
この記事では退職を切り出せない「怖い」と感じてしまう原因や退職を切り出せない人が取れる選択肢をご紹介します。
最後まで読んでいただければ、「退職を切り出せない」というお悩みを解決できるはずです。
【前提】退職を切り出せないという人は多い!
退職を検討している方の中には、「退職したい人ってどれくらいいるんだろうか?」と気になっている方も多いのではないでしょうか?
結論、仕事を辞めたくても辞められない人は多いです。
日本労働調査組合のアンケート調査によると、以下のことがわかっています。
上記の調査によると、およそ3割以上の人が退職をしたいと考えているようです。
あなた以外にも、仕事を辞めたいと考えている人は多く存在するので、窮屈に感じる必要はありません。
むしろ、退職は理想の仕事生活を実現するために必要なステップなので、堂々と退職を切り出してみましょう。
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退職が切り出せない「怖い」と感じるのはなぜ?原因をご紹介
U・Aさん
「会社嫌だ」「もう辞めたい」は、誰もが考えたことがあるはずです。しかしそれを口に出して伝えるとなると、怖いと感じてしまうのはなぜなのでしょうか?
人によって異なりますが、代表的な原因を7つご紹介します。
- 退職を言うタイミングがない
- お世話になった会社に申し訳ない
- まだ転職先が決まっていない
- 引き止められたら断れるか不安
- 退職して後悔するかもしれない
- 新卒で入社して日が浅い
- 家族にまだ話していない
原因①退職を言うタイミングがない
退職を言うタイミングが掴めず、退職を切り出すのが難しいという人もいます。
- 上司が出張や外出などで社内にあまりいない
- 上司が職場にいるとき、忙しそうで話しかけられない
そのほかたとえ忙しくなくても高圧的だったり気分次第で言うことが違ったりする上司だと、退職を伝えるタイミングは非常に難しいです。
原因②お世話になった会社に申し訳ない
- 新人のころからお世話になった上司に申し訳ない
- 自分を育ててくれた会社に退職は言いにくい
お世話になった会社に申し訳ないと感じて、退職を言い出せない人も少なくありません。職場の人との関係が良好であるほど申し訳なさは大きく、退職を言い出しにくくなるでしょう。
しかし必要以上に申し訳ないと考えすぎていると、自分の人生の選択を間違えることになりかねません。
また本当にいい関係を築けているなら、会社の人達はあなたの退職を快く受け入れてくれるはずです。逆に執拗に引き止めてくる人は、自分の環境を変えたくないばかりに「あなたを利用しようとしている」かもしれません。
会社や職場の人を気遣うことは大切です。しかし本気で辞めようとしているなら、職場の人達とは「仕事上の関係」と割り切るようにしましょう。
原因③まだ転職先が決まっていない
B・Iさん
U・Aさん
当然のことですが、会社を辞めると給料がなくなります。貯金を切り崩して生活しなくてはいけないのは不安ですよね。そのため転職先が決まるまで「退職を言い出しにくい」と考える人もいます。
しかし退職すると、失業手当の申請ができます。受給開始になるまで2ヶ月ほどかかるので多少の貯金は必要ですが、すぐに転職先が決まらなくても経済的な不安は軽減されるはずです。
原因④引き止められたら断れるか不安
A・Kさん
退職を申し出ると「その仕事は君合わないんじゃない?」「昇給を検討するからもう少しいて欲しい」など、様々な引き止めを受ける可能性があります。
引き止められない退職理由や方法を考えるうちに、不安になって退職を言い出しにくくなる場合もあるようです。
原因⑤退職して後悔するかもしれない
Y・Tさん
B・Iさん
退職は人生の大きな決断です。また退職してから「やっぱり会社にいればよかった」と後悔しても、戻ることはできません。
退職で後悔しないか不安なときは「なぜ辞めたいのか」「辞めて何をしないのか」を具体的に書き出し、明確にしましょう。
理由ややりたいことが曖昧なまま退職すると、退職後どうしたらいいかわからなくなって後悔するかもしれません。
原因⑥新卒で入社して日が浅い
U・Aさん
A・Kさん
いざ入社してみると説明会や面接で聞いていた内容と違ったり、職場の雰囲気が悪かったりと入社前の想像との様々なギャップが見えてきます。また入社後にもっと「やりたいこと」が見つかるかもしれません。
かといって入社してすぐに辞めると職場の人から「非常識」「根性なし」と思われるのではないかと、不安に思う人も多いようです。
しかし転職は、年代が若いほど門戸が広いです。また若いうちのチャレンジは、たとえ失敗しても何度でも修正が効きます。他人にどう思われるかよりも、「自分がどうしたいのか」を優先するべきです。
原因⑦家族にまだ話していない
- 家族の反応が怖くてまだ話せていない
- 転職先が決まってから家族に話すつもり
退職すると収入源がなくなります。つまり家族にとっても、あなたの退職は大きな決断です。退職を会社に切り出す前に、まずは家族に相談しましょう。
もし退職してしまってから、家族に話したらどうなるでしょうか?退職前に相談しなかったことを怒られるでしょうし、ご夫婦の場合は離婚問題などのトラブルに発展する可能性もあります。
退職前に話しておけば多少揉めても、退職以外の解決法を提案してくれたり転職先のアドバイスをくれたりするかもしれません。また最終的にはあなたの意見を尊重し、後押ししてくれるはずです。
話すことを怖がらず、家族を味方につけてください。
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退職が切り出せない人が取れる選択肢
退職がなかなか切り出せない人は、どのようなことを選択できるのでしょうか?
- 円満退社をするために正規ルートで辞める
- 全てを無視して自分の意志を貫き通す
- 退職代行業者に依頼する
- ハローワークに相談する
- メールや電話で退職の意志を伝える
選択肢①円満退社をするために正規ルートで辞める
まず一番ベーシックな選択肢として、正規ルートで退職することが挙げられます。
- 就業規則の「退職規定」で退職のルールを確認する
- 上司に退職を伝える
- 最終日まで引き継ぎや通常業務に励む
- 退職日を迎える
円満退職するには、「会社のルール」に則って退職することが大前提です。また退職を申し出る時期を部署の閑散期に合わせると、上司も余裕があるので退職を受け入れてもらいやすくなるでしょう。
さらに退職日や有給消化は上司と相談し、可能な限り職場の要望に応えるように努めると印象がよくなります。最終日には快く送り出してもらうために、職場の人には感謝の気持ちを伝えながら業務に励むように心がけましょう。
選択肢②全てを無視して自分の意志を貫き通す
会社の都合は無視して、違法にならない範囲で強行突破する方法があります。
(民法第627条抜粋)当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。
正社員の場合、退職を申し出れば2週間で退職できます。
つまり「退職します!」と宣言すれば、たとえ上司が受け入れてくれなくても一方的に退職が可能です。「繁忙期が過ぎるまでいてほしい」「後任が見つかるまで待ってほしい」いった上司の引き止めも聞く必要はありません。
退職宣言をした後は、職場で居心地の悪い思いをするかもしれません。しかし2週間で確実に解放されるので、とにかく耐えてください。
また退職届を必ず受け取ってもらうようにしましょう。退職届は「退職を受理した重要な証拠」になります。上司が受け取り拒否するようなら、直接人事部に持参しても構いません。後になって「退職なんて聞いてない」と言われないように、書面の証拠を残しておくことが重要です。
選択肢③退職代行業者に依頼する
退職代行を利用するのも、退職を切り出せない人にとって有効な選択肢です。
退職代行は「依頼人に代わって退職を伝えるサービス」です。退職代行が代わりに退職を伝えてくれるので、「退職が切り出せない」という悩みからすぐに解放されます。
また退職代行に依頼すればどんなブラック企業やパワハラ上司がいる職場でも、会社に行かずにスムーズに退職可能です。
退職代行の利用には多少の費用は掛かりますが、それ以上にたくさんのメリットがあります。
退職代行のメリット
- 退職が切り出せない悩みから解放される
- 会社に行かずに退職できる
- 上司に会わずに退職できる
- 会社と連絡を取らなくてよくなる
- 即日退職可能
- 有給消化や未払給料の交渉ができる
- 退職手続きがほぼ丸投げできる
退職を切り出せない理由が会社や上司にあるときは、ぜひ退職代行の利用を検討してください。
選択肢④ハローワークに相談する
ハローワークは正式には「公共職業安定所」といいます。国が運営している就職・転職支援機関です。失業中でも在職中でも利用することができます。
ハローワークは基本的には転職のためのスキルを身につける職業訓練や就職先の紹介を行う機関なので、直接的に「退職が切り出せないこと」を相談するのは難しいです。仮に相談しても、根本的な解決に導いてくれることはないでしょう。
しかしハローワークで転職の相談をすると、退職が具体的になってくるかもしれません。またハローワークでは自己分析サポートもしてくれます。自分の経験やスキルが明らかになることで、転職先がイメージしやすくなるでしょう。
転職活動を先に進めると退職に前向きになり、「切り出しにくい」気持ちが大きく軽減されるはずです。
選択肢⑤メールや電話で退職の意志を伝える
最後の選択肢はメールや電話で退職の意志を伝える方法です。上司の顔が見えない分「言い出しにくい」気持ちはかなり軽減されるでしょう。
特に体調不良など出社が難しい理由があるときは、メールや電話をぜひ活用してください。
ただしメールや電話は相手の顔が見えないので、話しをまとめないと内容がうまく伝わらないことがあります。しっかり内容を考えて、余分なことは伝えないようにしましょう。
ほんの一例ですが、メールで伝える場合の例文をご紹介します。
〇〇部長(上司の名前)
お疲れ様です。△△(あなたの名前)です。
突然ご連絡しまして申し訳ありません。一身上の都合により◯月末を持ちまして退職させていただきたく存じます。本来ならば直接お話しすべき内容なのですが、体調不良により出社することが困難な状況のため、メールでご連絡させていただきました。
〇〇部長には今までお世話になりました。本当にありがとうございました。
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退職の切り出し方・伝え方をパターン別に紹介【例文付き】
退職の意志が固まり、後は退職を伝えるだけの状態でも、意外とわからないのが「退職の切り出し方・伝え方」ですよね。
切り出し方を失敗すると「今忙しい」と流されて、伝えることすらできない可能性もあります。
退職の切り出し方・伝え方をパターン別にご紹介していきます。
パターン①メール・LINEで退職を切り出す場合
メールやLINEで退職を切り出すときは、文面に「退職の相談をしたい」旨をはっきりと明示しておきましょう。自分の希望する時間を入れておくと、上司も時間の調整がしやすいです。
また退職理由に関しては上司と話すときに詳しく説明できるので、この時点では省いても問題ありません。
○○部長(上司の名前)
お疲れ様です。お忙しいところ恐れ入ります。突然ですが退職させていただきたくご連絡させていただきました。
お忙しいところ恐縮ですが、2人きりでお話するお時間いただけませんでしょうか?
私は◯月△日13時〜、◯月□日15時〜を希望いたしますが、ご都合の良い時間をお聞かせ下さい。
お手数をおかけしますが、よろしくお願いいたします。
A・Kさん
オルサポスタッフ
近頃はLINEも、ビジネスツールとして利用されることが増えてきました。もし「日常的にLINEを会社の連絡ツールとして使っている」「上司とLINEでやり取りしている」ということであれば、LINEで伝えても失礼になりません。
パターン②直接退職を切り出す場合
直接退職を切り出すときは、上司が忙しい時間帯や繁忙期は避けなければいけません。また周りに誰もいないことを確かめてから切り出すようにしましょう。
部長(直接の上司)、お忙しいところ恐れ入ります。お話したいことがあるのですが、○月◯日でご都合のいいお時間はありますか。
上司から「何?ここで話してもらっていいよ?」と言われるかもしれません。そのときは慌てずに「2人きりで話したい」と伝えるようにしましょう。
パターン③電話で退職を切り出す場合
電話で切り出すときは、勤務時間内は極力避けましょう。勤務時間内だと、上司の仕事の邪魔をしてしまう可能性があります。
ただしいくら勤務時間外でも、早朝や深夜といった非常識な時間はNGです。
お疲れ様です。〇〇(あなたの名前)です。今少しだけお時間よろしいでしょうか?
実はお話したいことがあり、お時間いただきたくお電話させていただきました。○月△日でご都合の良い時間はございませんでしょうか?
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退職を切り出せなかった人の体験談
これから退職をしようとしている方の中には、「自分と似た人はどう考えて過ごしているんだろうか?」と気になっている方も多いのではないでしょうか?
オルサポスタッフ
- 体験談①退職を切り出そうとしたら泣いてしまった20代女性
- 体験談②退職を伝えることがドキドキしてきつかった20代男性
- 体験談③退職を切り出す勇気を持てなかった30代女性
体験談①退職を切り出そうとしたら泣いてしまった20代女性
年齢:27歳
勤続年数:2年
体験談上司に退職する意思を伝えようとしたら泣いてしまいました。アポを取るところまでは順調だったのですが、実際に対面して伝えるとなると怖くてうまく伝えられませんでした。結果的には退職できましたが、もう少しメンタルが強かったらなーと思います。退職代行という手あるみたいなので、今度辞める時は代行を使いたいです。今は気があう人の多い職場に就けているので最高です。
体験談②退職を伝えることがドキドキしてきつかった20代男性
年齢:29歳
勤続年数:4年
もともと人出不足な職場だったので、退職を伝える際はドキドキしました。案の定上司からは「給料アップするから続けられないか?」と引き止められましたが、新しいジャンルの仕事にチャレンジしたかったため、退職させていただきました。自分がいなくなると周りに迷惑をかけるような感じがして辞めづらかったですが、いざ辞めてみると気分はスッキリです。退職を迷っている方は将来の自分のためにも勇気を出して踏み出してみてください。
体験談③退職を切り出す勇気を持てなかった30代女性
年齢:32歳
勤続年数:5年
コールセンターで5年働いていましたが、上司が高圧的すぎて病みそうだったので退職することにしました。自分で退職をなかなか切り出せなかったので、退職代行を利用しました。自分はほとんど何もしなくてよかったので、とても楽チンでした。上司への報告は業者がしてくれましたし、退職届も郵送でOKでした。退職で色々と悩んでいる方にはぴったりのサービスだと思います。私が利用した業者はLINEで問い合わせ可能だったので、抵抗を感じることなく気軽に相談できました。
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退職を切り出せない人からよくある質問
最後に退職が切り出せない人から寄せられる相談の中から、よくある質問をピックアップしてお答えします。
退職の意志を伝えたいのですが個室がありません
中小企業や小さな営業所だと「個室がない」というのはよくあります。そのような場合は上司に先にアポを取って、会社の外で話をできるようにしましょう。
お忙しいところ申し訳ありません。少しお話したいことがありまして、お時間あるときで構わないので2人きりで話す時間をいただけませんでしょうか?お忙しいところ恐縮ですが、よろしくお願いいたします。
まずメールやLINEでこのような内容を送り、アポを取ります。上司もわざわざメールなどで言われれば「内密の話だな」と察してくれるでしょう。
また「2人きりで話したい」としっかり伝えておけば、近くの飲食店や喫茶店で話す機会を設けてくれるはずです。
退職を伝えるタイミングはいつがいい?
退職を伝えるベストなタイミングは「職場の閑散期」でしょう。
閑散期は上司も余裕があるので、退職の話をしやすいです。また職場全体的に業務が忙しくないので、強く引き止められる可能性も低くなります。
さらに引き継ぎや業務の整理をしっかり行ってから退職できるため、退職後に職場へ迷惑をかけることを避けられるはずです。
退職を伝えた後、みんなが冷たくて辛いです
退職することが職場に広まると、周囲の人が急に態度が冷たくなるのはよくあることです。
辛い期間を乗り越えるにはいくつか手段があります。
- 「辞めてしまえば解放される」と割り切って退職日まで働く
- 有給消化をして出社日を減らす
- 退職を申し出てから2週間で退職し、辛い期間を短縮する
- 退職代行を利用して今すぐ退職する
退職までの期間は引き継ぎや取引先への挨拶回りなど、やらなければならないことが多いでしょう。しかしそんなことよりも、あなたの心身の健康を守ることのほうがずっと大切です。
辛すぎるときは我慢するよりも、辛い状況から脱出する手段を選んでください。
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退職を切り出せない!まとめ
退職を切り出せない原因は人によって様々です。どんな原因があっても退職を決意したなら、いつまでも悩みながらダラダラと働き続けるのはもったいないです。
一歩を踏み出せないうちに転職など、人生のチャンスを逃してしまっているかもしれません。
円満退職を目指すなら、会社のルールに則って退職するべきです。しかし「とにかく早く退職したい」「どうしても退職が切り出せない」といったときは、退職代行の利用を検討してください。