A・Nさん
S・Kさん
職場はプライベートと違い、付き合う人を選ぶことができません。そのため「めんどくさい」と感じている人も多いでしょう。
いったいどうすれば、少しでも人間関係に悩まずに過ごせるのでしょう。このまま耐え続けるしかないのでしょうか。
この記事では職場の人間関係がめんどくさくて疲れてしまった人に向けて、取るべき対処法やストレスチェックの方法などを詳しく解説します。
- 職場には「細かい人」や「自己中な人」などめんどくさい人が多い
- 職場の人間関係に疲れたときの対処法は6つ
- 退職代行を利用すれば、スムーズに退職できる!
- 職場の人間関係に疲れたときはストレスを可視化してみよう
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職場は色々な性格の人が集まるので人間関係の構築は大変
職場には様々な年齢やバックグラウンドを持った人達が集まるので、良好な人間関係を構築するのはかなり大変です。
プレイベートでは付き合う人を選ぶことができますが、職場で同じ仕事をする人達を性格の相性で選り好みすることはできません。
ところで職場でみんなから「めんどくさい」と思われる人には、どのような特徴があるのでしょうか?
ここでは、代表的な4つの特徴を見ていきましょう。見ているうちに「職場の誰かさん」を思い出してうんざりしてくるかもしれませんが、お付き合いください。
めんどくさい人①細かいことも全て指示に従えと言ってくる
最初のめんどくさい人は、どうでもいい細かいところまで自分の思い通りにしてもらわないと気が済まない「とにかく細かい人」です。
自分では気づけなかった間違いに気づいて指摘してもらうことは、大きなミスを未然に防ぐことにもなるので感謝すべきことでしょう。
しかし行き過ぎたこだわりやルールの押し付けはその都度作業の手を止めなくてはならないため、はっきり言って迷惑ですよね。
また1から10まで全ての工程を、細かく指示してくる人もめんどくさいです。「この方法のほうが効率いいのに…」と不満を持ちながら作業をするのは、非常にストレスを感じることでしょう。
- 行き過ぎたこだわりがある
- 自分ルールを押し付けてくる
- 1から10まで自分の指示に従わせないと気に入らない
めんどくさい人②自己中心的で協力し合う気がない
次にめんどくさいのは「自称」リーダーの自己中心的な人です。このタイプは「私がまとめなきゃ、進まない」という正義感で行動して、決して悪気はありません。
自己中心的な人は自分本位で仕切ってしまうので、周囲の人を振り回します。また誰かの提案に対して、「でも」「だって」と否定的な意見で横やりを入れるのが得意です。
本人は「革新的な意見」で周りに認められたいのですが、たいてい根拠や理屈のない意見なのでいちいち反応しなくてはいけないことにイライラさせられます。
さらに自己中心的タイプは「自分が一番正しい」と思っているので、周りの人の気持ちを想像する力が乏しいです。
「こんな言い方をしたらどう思うだろうか」と考えないので、思ったままの言葉をそのまま口にして周りの人を平気で傷つけてしまいます。
- 自称リーダーシップで周囲の人を振り回す
- すぐに否定的な意見で横やりを入れてくる
- 自分は一番正しいと思っている
めんどくさい人③常に上から目線で話してくる
常に上から目線のタイプも、めんどくさい人の代表です。上から目線タイプはいつも周りの人から認められようと必死で、逆に人を認める余裕がありません。
そのため何か意見されても、自分を否定されたように感じて素直に受け入れられないです。かえって自分の意見を主張してきて、よけいにめんどくさい人になります。
また自分自慢が多いのも特徴的です。上から目線の人は承認欲求がとにかく強いので、複数の人で話している時にも話の間に割り込んで自分の自慢話にすり替えてきます。
特に聞きたくない自慢話を聞かされるのは、非常にめんどくさいですよね。
- いつも認められようと必死
- 人の意見を受け入れられない
- 自分自慢が好き
めんどくさい人④その日の感情によって態度が変わる
自分の気分でころころ態度が変わる人も、めんどくさい人です。機嫌が悪かったり落ち込んだりするのは人間仕方のないことでしょう。
しかしそれで周囲の人を振り回すのは、職場以前に大人としてよくないですよね。またこのタイプの人は、人によって態度を変える達人でもあります。
上司や取り入りたい人にはペコペコするくせに、他の人には偉そうな態度を取るので部下や後輩から嫌われがちです。
- 機嫌によって周囲を振り回す
- 仕事の話しをするのに、いちいち気を使わなくてはいけない
- 人によってころころ態度を変える
職場の人間関係がめんどくさいと思う代表的な理由
職場の人間関係がめんどくさいと思う理由は、めんどくさい人がいるだけではありません。
職場には上司部下や派閥といった、プライベートとは異なる人間関係が存在します。また仕事を進めていくには、苦手な人とでも交流していかなければいけません。
理由①職場に苦手な人がいて常に気まずい
仕事ではプライベートと異なり一緒にいる人を選べないので、職場の中に苦手な人がいるのはよくあることです。
もちろん職場内にいるだけなら、まだそんなに気にならないかもしれません。しかし同じ職場にいる以上、一緒にチームを組んで作業を進めなくてはならないこともあります。
そうなると職場のどこにいてもストレスを感じ、常に気まずい雰囲気になるでしょう。例えば、苦手な先輩と仕事で組まされたとしましょう。先輩はとにかく細かいことを気にするめんどくさい人です。
もし先輩に仕事に関係のないところでいちいち気にされたら、作業が進まずイライラしますよね。また新人教育でもないのに、1から10までやり方を指図されるのも迷惑です。
きっと仕事が終わるころには苦手度がグッと上がって、関係はますます気まずくなっているでしょう。
理由②元から内向的な性格で人との交流が面倒
2つ目の理由は、職場の人間や雰囲気の問題ではありません。自分の性格が内向的で、そもそも人との交流が苦手という場合です。
内向的な人は周囲からの刺激に敏感なので、初対面の人と話したり大勢の人と話したりといった強い刺激が苦手で疲れてしまいます。
つまり内向的な人からすると、人と話すのはかなりのエネルギーと勇気のいることです。エネルギーの大量消費を1日に何度もするのは辛いので、内向的な人はどうしても人との交流を面倒だと考えてしまいます。
また内向的な人は話すことだけでなく、懇親会や歓送迎会といった職場のイベントも欠席しがちです。そのため「付き合いの悪い人」「協調性がない人」と、逆に職場でめんどくさがられる場合もあります。
理由③社内政治に限界が来た
「テレビドラマでしか見たことがない」という方もいらっしゃるかと思いますが、社内派閥は今でも存在しています。特に大企業や古い体質の会社にはよくあるようです。
以前には「大塚家具のお家騒動」が、大きな話題になりました。社内が派閥や社内政治のグループに分かれていると、協力しなければ事業が進まない部署同士の関係が悪くなることもあるでしょう。
また同じ職場内でも社員同士が分裂してしまって「△△さんが忙しくても助けない」など、非常に雰囲気の悪い状態になることもあるはずです。
派閥や社内政治は会社の中枢を動かしており、不本意でも何かしら関わっていくしかありません。
理由④一方的に職場の人たちからいじめを受けている
一方的に職場の人たちからいじめを受けているのは、もはや人間関係が破たんしているといえます。
- 何を言っても無視される
- 業務連絡を共有してもらえない
- 上司からパワハラを受けている
- 明らかにキャパを超えた業務量を命じられる
- 雑用ばかり押し付けられる
このような場合いじめを受けている本人がどんなに人間関係を良くしようと努力しても、周囲が協力してくれなければ改善は見込めません。
さらに職場いじめは、上司に仕事を正当に評価してもらえないケースもあります。そうなると昇給や出世を妨げる可能性もあるので、注意が必要です。
職場の人間関係がめんどくさくて疲れた人向けの対処法
職場のめんどくさい人間関係を切り抜けるための方法は、6つあります。
- 仕事は仕事と割り切って定時になったら即帰宅する
- 上司を超える圧倒的なスキルを身に付ける
- 社外の人たちと交流を取ってみる
- いい人を演じて八方美人になり深入りしないようにする
- 異動願いを出して関わる人間を変える
- 孤立しているなど辛い時は会社を辞めるのもアリ
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人間関係で悩みを抱えると、心身が疲労していきます。体調不良や精神疾患など重大な状況になる前に、対処することが大切です。
仕事は仕事と割り切って定時になったら即帰宅する
人間関係への対処法その1は、「職場の人と一緒にいる時間をなるべく減らすこと」です。ただし、日中の仕事は誰よりもしっかりこなすように心がけましょう。
その代わり定時になったら即帰宅して、自分のプライベートな時間を好きなように過ごします。
職場によっては懇親会や休日にレクリエーションをまめに行う習慣があるかもしれませんが、それでも仕事さえきっちりこなしていれば、出席しなくても大丈夫です。
もし誘われ続けても「先約があるので」と断り続けましょう。最初のほうこそ「付き合いが悪い」と思われることもあります。
しかしそのうち「あの人仕事はしっかりやっているから」と、周囲に「仕事とプライベートをきっちり分けるキャラ」が認められていくはずです。
上司を超える圧倒的なスキルを身に付ける
2つ目は誰にも負けないような、圧倒的なスキルを身に付けることです。上司や先輩には経験という面で、どうしても負けてしまいます。長い年月で培ってきた経験だけは、超えようがありません。
また勝てるものがなく自分に自信が持てないと、めんどくさい人とも付き合って周囲に嫌われないことにばかり力を注ぐようになってしまいます。
経験はなかなか超えられませんが、スキルは努力次第で身に付けることができます。
- 仕事に役立つ資格を取る
- 仕事ができる人の真似をする
資格の勉強をすることによって自分が仕事でできることを増やし、仕事のできる人を真似して効率のいい仕事のやり方を覚えましょう。
スキルを磨くことで自分の発言や行動が周囲に影響を与えるようになれば、自然と自信が出てきます。また職場で影響力のある人間を、上司や先輩であっても無下にはできません。
社外の人たちと交流を取ってみる
社外の人たちと交流を図ることもいい対処法です。職場という狭い世界に閉じこもっていると、考え方が偏っていき視野が狭くなってしまいます。
社外のコミュニティーに参加すると新たな人間関係ができて気分転換になります。また社外の人達と話しをすることで、新しい視点での考え方や物の見方を知るきっかけにもなるでしょう。
さらにコミュニティーは、様々な人脈を広げる場でもあります。他の業界や業種の話しを聞くことで、転職への意欲が湧いてくるかもしれません。
知らない人といきなり会うのは抵抗があるという人には、Zoomなどでオンライン上でのコミュニティーもたくさんあります。
オフラインよりも気軽に参加できて合わないと感じたらすぐに退会できるので、まずはそこから人脈を広げるのもいい方法です。
いい人を演じて八方美人になり深入りしないようにする
職場で良好な人間関係を構築することと「誰からも嫌われないように、いい顔をする」ことは別物です。苦手な人とも無理に仲良くして、誰にでもいい顔をしていると心が疲れてしまいます。
そもそも人の性格には「合う」「合わない」があるので、誰とでも仲良くするのは無理です。付き合う人を絞ったほうが気持ちを楽にすることができます。
また職場はあくまで仕事をするところであり、友達作りをするところではないです。苦手な人には「挨拶」や「仕事の報連相」といった、社会人として必要最低限の付き合いができていれば問題ありません。
人づきあいは無理せずいられる人に絞り、それ以外の人とは付き合いを最低限に絞りましょう。そうすれば職場の人間関係のめんどくささは、かなり緩和できるはずです。
異動願いを出して関わる人間を変える
部署異動ができれば、転職しなくても一緒に働く人間ががらりと変わります。「今の職場にはいたくないけど、転職するまでの勇気がない」という方にはいい対処法です。
実際に部署異動したことによって、人間関係の悩みが解消したといった事例もあります。しかし会社の各部署は、最適な人数や必要な人材が決まっているので注意が必要です。
他の部署に空きがないと、異動願いを申請してもすぐに異動はできません。また異動しても元部署の人達とは同じ社内にいます。
仕事内容によっては、元部署の人と関わらなくてはならないことも覚悟しておきましょう。
孤立しているなど辛い時は会社を辞めるのもアリ
Y・Tさん
U・Aさん
職場の人間関係が破たんしている場合、悠長に部署異動なんて待っていられないですよね。そんなときには、会社を辞めてしまうのもアリです。
会社を辞めれば、今までの職場の人に会うことがなくなるので、人間関係のめんどくささや精神的な負担から解放されます。
なかには退職後の経済面や転職先が見つかるか、といった不安がある人もいるでしょう。しかし退職すれば、退職金や失業保険がもらえます。
また転職業界は現在売り手市場です。もちろん条件を絞るほどハードルは上がります。しかし「もし路頭に迷ったら…」と悲観的に考えなくても、次の職場は見つかるはずなので安心してください。
退職代行を使えば会社と連絡を取らなくても辞められます!
A・Kさん
B・Iさん
人間関係が悪くてどんなに会社を辞めたくても、上司や周囲の反応が怖くて退職する勇気が出ない人もいることでしょう。
退職が自分で言い出せないときは退職代行を利用しましょう。退職代行を利用すれば会社や上司と連絡を取らなくても退職できます。
職場の人間関係がめんどくさい人が退職代行を利用するメリット
- 会社や上司と連絡を取らなくていい
- 会社に行かずに退職できる
- 上司や職場の同僚と遭わずに退職できる
- 即日退職可能
- 有給休暇や未払残業代の交渉が可能
- 退職書類を確実に受け取れる
退職代行の利用には、多少の費用がかかります。しかしスムーズかつ確実に退職することができるので、退職にお悩みの方はぜひ検討してみてください。
職場のストレスチェックツールを使って辛さを可視化しよう
厚生労働省のこころの耳には、「5分でできる職場のストレスセルフチェック」があり、自身の職場におけるストレスレベルを測定することができます。(https://kokoro.mhlw.go.jp/check/)
内容は「仕事について」「最近1ヶ月の状態について」「周りの方々について」「満足度について」の4STEP(57問)です。
全問回答すると「ストレスの原因因子」「ストレスによる心身反応」「ストレス反応への影響因子」に分けて、分析結果を目に見える形で確認することができます。
もちろんストレスの原因が可視化されたからといって人間関係のストレスがなくなるわけではありません。しかし自分のストレスを目で見て自覚することは、解決方法を導き出す第一歩です。
人間関係をめんどくさいと感じているなら、チェックしてみることをおすすめします。
職場の人間関係がめんどくさくて疲れた!まとめ
職場の人間関係がめんどくさくて疲れるのには、めんどくさい人が影響している場合と職場環境がめんどくさくさせている場合があります。
しかしいずれにしても何かしら対処していかなければ、状況はよくならずストレスは蓄積される一方でしょう。どんなに努力しても人間関係の再構築が難しいのであれば、退職という対処方法もアリです。
もし自分で退職できないほど追いつめられているなら、退職代行の利用をご検討ください。退職代行を利用すれば、自分で会社に連絡を取らなくても退職することができます。